69 sixty nine/ 村上龍

2日ほどでさらっと読破。前に読んだ「はじめての夜 二度目の夜 最後の夜」がこれの続編だということだけど、映画化もされてるのに読んだこと無かったので改めてさらっと読んでみる。69年、反体制の、佐世保の田舎町の、バカでまっすぐな(まっすぐなバカ)高校生の青春の話。

69 sixty nine (文春文庫)

69 sixty nine (文春文庫)


しかしまあなんというのか、高校生って普遍的にバカなんやろうなあ。話自体はそこまで共感とかぐっとのめり込んだり見たいなことは無かったんだけど、高校生男子のバカだけが突っ走ってて最高やなあと思う訳ですよ。

村上春樹の高校時代とは全然違うな。


そして、村上龍って作品ごとに全然スタイルが違っててすごいなと。コインロッカーベイビーズ、5分後の世界sixty nine。そんなにいろいろ読んだ訳じゃないけど作品ごとに空気感も変わっちゃうもんな。面白い。他にもいろいろ読んでみよう。最近読書楽しいわ。