BLUE GIANT/ 石塚真一 1,2

テレビの番組表を眺めてたら上原ひろみが出てる番組があったので、なんとなく録画してこないだようやく見たのだけどすごく面白かった。石塚真一と聞いてピンとこない程度には普段から漫画も見てない人だけど、「岳」を書いてた人が今ジャズを題材にしてると聞いてちょっと興味が出た。「岳」は何冊か呼んだことがある。

▼絵がいいなー。宮本って主人公がまじめでまっすぐとか、完全に宮本から君へ、だな
まとめて買って一気に読んだ。すげーおもろい。勢いでJAZZばかり聴いてる

その番組の話でいくと、あれだけピアノが雄弁な上原ひろみが、しゃべりもめちゃくちゃ達者だったのですごいなーと思った。上原ひろみ情熱大陸に出てたのって、もう10年くらい前のことか。すげえなあ。

紹介されてた漫画がすごく面白そうだったので気になって買ってきた。すごい音楽、が題材の漫画。BECKみたいになるんだろうか。坂道のアポロンみたいなアニメになるんだろうか。いろいろわくわくしながら帰りの電車で1巻、帰ってご飯が終わってから2巻を読破。いやあ、面白い。どんな音が流れるんだろうか。「チュニジアの夜に」とか具体的な曲名が出てくるものもあるんだけど、サックスを吹く主人公の人となりが出てくる音楽、と。うるさくておこられるくらいの音量で熱い、となるとビバップなんだろうか、とかいろいろ考えて楽しい。

テレビで上原ひろみも言ってたけど、漫画でページをめくりながら読んでる時間は、自分で時間を作って世界に入れるので面白い。アニメだと演出された見方になってしまうものな、確かに。


漫画読むのが遅い奥様もあっという間に2巻に手が伸びている。いやあ、これ面白いなあ。隔週連載ということなのでぼちぼち出てくるくらいのスピードでちょうどいい。漫画買うときは場所も取るからKindleにしたいなーと思ってたけど、iPad miniだけだと僕専用になるのでとりあえずコミックで購入。仕事にmini持ってってるから、家用のメディア端末としてNEXUS7とかあってもいいかもなー。新しいの出て2013モデルが値下がりしたら考えよう。そうしよう。