星を継ぐもの/ ジェイムズ・P・ホーガン
結局読み始めてから丸まる1週間かかってしまったけどなんとか読了。友達に借りた「ジェノサイド」読み終わってから、書評のたぐいを探してたら見つけたページで、他のSFのおすすめにあがってた古典作品、ということでとりあえず図書館で見つけたので借りてみた。
取り立ててSFが好きと言う訳でもなかったけど、とりあえず読み始めてみた。
- 作者: ジェイムズ・P・ホーガン,池央耿
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 1980/05/23
- メディア: 文庫
- 購入: 207人 クリック: 2,160回
- この商品を含むブログ (481件) を見る
最初のうちは、どうもいまいち乗り切らなかったけど、途中から結構楽しくなってきて、そうだ、消滅した太陽系の惑星ミネルヴァの話が出てきたあたりから楽しくなってきて一気に読んだ。前半は少し眠かったけど。
月面基地で発見された人類と同じような姿の生物の死骸が検査すると5万年前のものだったという結果が出て、それにまつわるあれやこれやみたいな物語。いやあ、面白かった。そして言語学や科学やのいろんな学者が集まって必死にその生物の痕跡を解析して行くのだけど、勉強するってこういう事だななんておもったり、興味を持って勉強したり何かを解決したり、そういうことに面白さを見いだすことだよなあ、なんて。本を読むのも似たようなもんだな。子供には、勉強のできる子になってほしいとは特に思わないけど、勉強って楽しい、と思ってもらえるようにはなってほしいな。絵を描くでもスポーツをするでも、数学でも旅行でもなんでもいいけど、勉強して知識を得て、わからなかった事がわかるようになると言う事がどんなに楽しい事か、てことに目を向けてくれたらうれしいなと思います。
SFとかミステリーとか、今まで避けてたジャンルのものもちょっと読んでみようと思います。そしてSFなんかに手を出したら改めて星新一読んでみたいなと今思ってる。中学生の頃はよく読んでたけどね。
ちなみに漫画も出てると友達がtwitterで教えてくれて、半端なのだったらやだなと思ったら星野 之宣が描いてるというからちょっとそっちも興味が出てきた。オモロいに決まってる。対策のSFなんて星野之宣か諸星大二郎か大友克洋くらいしかあれじゃないのかなんて思ったらまさにその辺が飛び込んできたので気になる。大友克洋は童夢とかまた読みたいな。
- 作者: 星野之宣,J・P・ホーガン
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/06/30
- メディア: コミック
- 購入: 6人 クリック: 298回
- この商品を含むブログ (58件) を見る
さて、次は何読もう