38歳、二児の父としての自分のこと

そういえば38になりました。子供が出来てから自分の誕生日のプライオリティーは屁みたいになってしまったけれど、それはそれとして祝ってくれる人がいることは嬉しいことです。照れるのであれですがみんないつもありがとう。へへへ。

まあいい歳で立派におっさんなんだけど「おっさんの自分語りうぜえ」みたいな声は聞こえないふりしてたまにはなんとなく自分のことを。

言葉に支えられること

30過ぎてからか、多分具体的には息子が生まれた頃からか、今までよりも言葉に支えられることが増えてきたなあと思う。それは日常のやり取りというより名言的なやつとか、誰かの言葉とか。音楽の歌詞を聞いてそれに共感したりというのは今までもあったけどね。

2年まえの今頃に転職活動してた時に何度もリフレインしてたのは、スターウォーズヨーダのセリフで「Do or do not, There is no try. 」ってやつね。ちょうどその年に使ってたモレスキンの表紙に刻んであって折れそうな心を何度も支えられたなあなんて。そう、そもそも元々ヘナヘナだったメンタルが簡単に折れてたからなあ。

後はKEMURIってバンドの曲名でもあった「Positive mental attitude」ね。肯定的精神姿勢。これまた心折れそうな時に、くそったれって思うんだけど、何でもかんでも文句言ってても進まないので、とりあえずは肯定的でいようと、たったそれだけのことが歩みを進めさせたなんてことはたくさんあったな。今だってそうだ。

そして家族が声をかけてくれること。ありがとう、おかえりなさい、仕事頑張ってね、お父ちゃん大好き。誰かに無条件で必要とされて存在を肯定されるということが、ここ10年自分の支えになってるなあと改めて思う。恋人とか、キャバクラとかみたいななんか不安定で流動的な関係のそれとは違って、いつもそこにいて、そのままお互いに必要としてるってのはすごいことだなーと思います。友達ともまたちょっと違うね。たまには一人になりたいこともあるけど、奥様が帰省して1人の時とかなんもすることなくて奮い起こすことすら困難やもんね。

応援したいおっさん

なんかね、自分には本当に何もないなーといつも思うわけですよ。コンプレックスと自己嫌悪の塊みたいな自我を抱えて長いこと生きてきたからな。ポーズじゃなくて本当にそう思ってるからタチが悪いよね。独立してるカメラマンやデザイナーの友人、音楽で人を奮い立たせる友人、運動や、ものづくりや、なんやかんやと人を見てて、他人を羨むってのとはちょっと違うけど、自分を追い込む何かってのは最近あんまりない。

だから、誰かをすごく応援したいんだよねえ。自分の今の役割は自分自身のターンではなく子供達を舞台に立たせてやるとかそこで彼らのターンが始まるのを支えてやるとか応援するとか、そっちの方がプライオリティー高い。個人的に楽しいとか面白いとかそういうのはあるけどね。

ボランティアでイベントに参加するとか、知り合いのウェブサイトの手伝いとか、サッカー選手に夢を託すとか、そういうのも含めて。だからそんなにネガティヴでもなくて、輝いて頑張ってる人をちゃんと応援できるようになりたいんだよね。その中でやりたいこととかまだまだあるけれど。結婚するまでは自分がと思ってたことはあるけれど。それは自分の中で変わったなーと思う。

キャンプとかそんなに好きやっけ?と言われて

改めて思うけど、山登りもしないしそんなにがっつりアウトドア派というのでもなかったのに、なんか最近本当にキャンプ好きとして認知されてることは自分でもびっくり。今はなんというか月に一度キャンプとサッカー行けたら大体満足だなあと思うくらいにはキャンプ好き。

旅行好きで、ギアとかモノ好きで(でないとブログのアカウントがgadgetpapaなんてならんわな)、とはいえ子連れでお金や距離や時間が制限あると近場で4人で1泊1万以内でキャンプして遊んで食べて飲んで風呂入って帰ってくる、みたいなのが多くなるわな。共働き子ナシの夫婦をTwitterなんかで見かけるみたいに、しょっちゅう海外やフェスやリゾートに行けたらそれはそれで楽しいと思うけど。でもまあ、そういうのじゃないからなあ。

別に嫌とか仕方なしにとかそんなことはなくて、肯定的精神姿勢ってやつで、今ある状況で精一杯楽しんでるというのかな。それが子供らにとってもポジティブであれば文句ないわけで。



ああ、やっぱり自分語りうぜえな。まあいいや。頭も薄くなってきて腹はなかなか引っ込まなくて、ユニクロかゾゾで「3,000円以下」とかで検索したような服しか着てないよくいるおっさんだけど、でも今の自分は結構好きだなー。肯定的。適当で、力は入ってなくて(入らなさすぎというクレームがあることも知ってる)、のんびりしてる。仕事は10年前に比べると格段にまともにするようになった。これは本当にそう思う。今でも?本気か?と言われるかもしれないけど10年前は本当にクズみたいだったもんなー。だから迷惑かけてる人はなんかすみません、少しずつ成長していきます。

多分後で読んで恥ずかしいんだけど、まあブログなんてそんなもんで後から自分で読み返してニヤニヤするためのもんだから許してください。それではまた。