娘の誕生日、8歳

8月は誕生日が続く我が家。今日はその最後、娘の誕生日。8歳。早いもんだなあと改めて思うし、生まれた頃の写真を見返しても色々思い出す。生まれてきてくれてありがとう。

なんだかだいぶ女の子らしくなってきて、一言で言うとだいぶめんどくさい。娘がというより女の子はみんなめんどくさいという前提で(男はみんなバカ、みたいなニュアンスで)その女の子らしいところが強くなってきたなあと。

子育ては子供の成長に合わせてそれぞれ別のフェーズが待っていて、フェーズはステージとも言えるけどマリオブラザーズの「面」みたいな意味合いで、その面ごとに全然違う課題や楽しさが待っている。それを本当に感じる1年だったなーと思います。1歳の頃の「生命の危機と常に隣り合わせ」の緊迫感も無ければ、2歳〜3歳くらいの「コミュニケーションが取れるようになった喜び」みたいなものもない。理屈っぽくなってくるし(これは僕のせいだな)感情のコントロールをへたながらもするようになるし、親に秘密にしたい事もでてくる。

そんなものはこちとらとっくに通ってきてるので特になんとも思わないけど、親として接しようとするとなかなか厄介。今までは一方的だった親子の力関係はもう少し相互的な感じに変わっていく。多分ここからしばらくはそういう関係になるんだろうな。


子供として見守ってやるとか導いてやるみたいなところと、正すべき事やぶつかるところが出てきてどんどん複雑になっていく。ウチの奥さんは男性的なところがあるんだけど、それゆえ過程の中で「かわいい」とか「女性的」なジェンダーとしての女性の役割を担う人がいない。母親としての役割とか家事するとかそういうのとは別の、女性的な女性、というのかな。だからこそ家族の誰よりもぶりっ子で女性的で、それゆえそういう要素の少ない僕ら夫婦は少し戸惑う。

体に悪いからとマクドナルド食べさせずに育てたら反動で大人になった時にジャンクフードばっかり食べるようになった感じ。別に奥さんが悪いとかそういう事では全然ないんだけどね。


まあでも、本人の好みとか得手不得手もはっきりしてきたので、やりたい事やって、苦手な事も克服するようにしていくだけかなあ。なかなか大変だけど。

と、今いるフェーズは前にいたところとは楽しい事も悩みごとも全く今までと違ってるけど、これからもこんな風にその都度異質な悩みごとが出てくるんだろうな。飽き性の僕にはいいのかもしれない。

友達と遊びに行くとか友達のうちで遊んでるとか、少しずつ親の手を離れてきたタイミング。今までみたいにベッタリ一緒にいるのも後数年の事だしね。今のうちにいろいろ楽しんでおかなきゃね。