娘7歳の質問

最近娘の質問が鋭くなってきた。「なんで空は青いの?」みたいなやつではなくて結構いろんなこと考えてて、興味の対象がはっきりしてきたなと感じるような質問。こちらも当然真剣に答えなきゃいけないタイプのやつ。

進学と勉強について

Q「お父ちゃん、わたしな、理科の勉強好きやと思うから、理科だけ勉強できる学校あったら行ってみたいねん」

A: あるよ、高校になったらそういうところがある。大学でも、理科の専門の学校がたくさんあって、生き物や科学や宇宙や地球のこと、いろいろ勉強できるのがあるよ、と。両親2人が外大卒でどうやって育てていけばいいのかと思うけど、とにかく興味はあるみたい。まずは小中で算数と国語をしっかりやらないとダメだよと伝えてる。その上で、本人の興味あるところや気が向きそうなイベントやアクティビティーに参加させるようにしてやればいいのかな。

テレビを見てて気になること

Q「テレビのCMで最後に四角いボタンポチってするやつ、なんなん?なんでどのCMでも出てくんの?」

A: テレビのはすごくお金がかかるんだよ。詳しくはわからないけど、何千万も何億円もかかる。お小遣いで計算すると何百年分もたくさんかかるんだよ。たくさんの人が撮影して編集して、みんなに見てもらえる時間に流すにはたくさんお金がかかる。でも15秒しかないから、日記の宿題を1ページにまとめるみたいにたくさん人に伝えたいことがあってもちょっとしか言えないよね?だから、ウェブサイトというもっと詳しくいろんなこと書いてるところを見てもらうためにああしてるんだよ、と。

お母ちゃんは昔CM作るお仕事してたし(商品VPとかがメインだったけどまあいいや)、お父ちゃんはそのウェブサイトを作る仕事をしてるんだよ。「えー、そうなんや!すごい!」みたいな。「Webディレクター」なんて子供にはなかなか説明しづらいけど、でもきちんとそういうのも伝えなきゃなあ。

競馬と麻雀

Q 車で走ってる時に「お父ちゃんとお母ちゃんの好きなんあったで。麻雀クラブやって。好きやろ?」

A: うーん、そういうところに行ってまでしたいとは思わないなー。お友達が来た時に麻雀するのは、その友達と一緒に遊べるからだよ。お父ちゃんもお母ちゃんも、大切な友達と一緒に遊ぶのが好きなんだよ。だから、麻雀できるところが楽しいんじゃなくて友達と一緒に麻雀するのが好きなんだよね。



などなど。本人がいろいろ考えて答えを想定した上で質問しているところもあるので、こちらもなるべく真摯に、丁寧に、わかりやすく答えなきゃいけない。理解は早いのでそこまでいくとなんとなくでもちゃんと理解する。「それって、○○みたいなこと?」とか答えを聞いた上で返してくる返答も的外れじゃなかったりするし。仕事のこと、勉強のこと、家族のこと、思いを伝えること。自分たちがどう考えていてどう判断しているかを共有する。今が一番難しくて大切なタイミングなんだろうなーと思います。夜泣きとか、トイレトレーニングとか、そういうのとははっきりと別の次元の問題がどんどん出てくる。子育てはフェーズごとにどんどん質が変わる。飽きないなー。