谷町六丁目 御食事処きんぐ、開店日に行って来た

9年くらいの付き合いになる友人が独立してお店を始めるというので行って来た。谷町6丁目の駅からすぐ、路地の中にある。うどんと丼が主体で大きな釜がお出迎え。夜はアテも充実。無敵の飲み屋の登場である。

ふとしさんがようやくオープンした、谷六のうどん屋 きんぐにやってきましたよー。賑わってるわー


御食事処 きんぐ Facebookページ


▼店主出身出雲の地酒が飲み物のメイン
まずはお酒を


縁があって、ロゴやショップカードの作成を依頼されて、デザイナーの友人へ作業依頼。ヒアリングして、案を出して、スタディして、ブラッシュアップ。できたものが暖簾や箸袋にちらほらと載っている様はやっぱり嬉しいもんだなーと思います。

▼きんぐ、なのでお店のロゴマークは王冠。
箸袋にも王冠のロゴ。きんぐ。


▼開店祝いで豪勢に天ぷらうどん
開店祝いやし奮発して天婦羅


人生の先輩に、開店祝いには花を持って行くよりそこでお金を使うこと、と教えられ、それ以降花代(4,000円くらい?)は開店でお金使わなきゃなーと思ってる。花屋の友人には悪いけど、開店祝いで花屋儲けさせてもあれだもんね。


▼ジャケットで胸キュンの出雲富士
出雲と富士でこのラベルってなかなかいけてるいずもふじ。


▼出雲の出身で、器は出西窯のものがチラホラ
出西の黒、贅沢に使ってるわー



▼器はいろいろあるけど二川修さんのやつもあって素敵
二川さんの器、もういっちょー。手羽元が罪作りな旨さでっせー

器は、知り合いの作家や選ぶのやらでもお手伝いさせてもらった。きれいなうつわで、うまいもん食って、気分よくなって帰れるとそりゃまあ幸せだわなーと。田舎の家に帰って来たようなほっとできるお店にしたいと聞いていて、店に入ると「おかえりなさーい」と声をかけられる。なんていうんだろ、飲食やってる人ってきっとずっと長いこと「自分の店を開くこと」をいろんな形で考えながら仕事したり外で食ったり飲んだりしてるはずで、それをこういう風に形にして行くってのはなかなかに素敵なことだなーと思います。何十年もイメトレして思い描いて来たお店が出来上がって人がやってくる、ってのは、楽しいだろうなーと思いましたよ。うむ。

少し遠回りして、でも難波とか梅田とかに寄って飲むよりは少しのんびりできるくらいのところにあって、またこれからもちょこちょこと寄れたらいいな。いや、ぜひ行きましょう。