アナと雪の女王 ようやくレンタルで見た

特に説明不要の人気作品。タイミングのがしたなーと思いつつなかなか映画館に足を運びきれないままApple TVのレンタルがリリースしてたので週末で家にいる時間多かったし借りてみた。が、ディズニーが出したMovieNEXなるフォーマットも気になる。DVD+BD+ダウンロードコード。すごいな、考え方が完全に今の時代のそれで、メディアフォーマットに対してお金を払うのではなくて「ディズニーの作品を見る権利」というかコンテンツに対して課金されてる感じがすごい。嫌いじゃない。

今更作品に関して語ることも無いかと思うんだけど、まあとにかくキャラクターの作り方や話の展開、女王と王女という立場だったけど「ディズニーのお姫様」の描き方までとにかくディズニーの王道。スノーマンのオラフやトナカイのスヴェンというキャラクターが、ライオンキングやニモやMr.ポテトヘッドみたいなキャラクターと同じ位置づけでしっかりとしてるし(しかも吹き替えがピエール瀧!)なんだろう、もう何十年もディズニーみてるとだいたいの展開は読めるので(娘の「わっ!」とか言うタイミングも読める)新鮮さとか斬新なとかってことは無いんだけど、それでも十分楽しいというか、なんていうの、水戸黄門とか吉本新喜劇とかそういう楽しみ方なんだよなあ。決してディズニー大好き!みたいな育ち方もしてなくてディズニーランドも行ったこと無いんだけど、それでもやっぱり楽しい。

作品よりも面白かったのが子供ら二人の反応で、土曜日に借りて48時間のレンタルの中で息子は3回、娘は2回見てそれぞれずっとわらったりワクワクしながら見てる。終わった直後にまた再生しようとする。そんなにか、そんなに楽しかったのか。今日も昼間に息子がみてたはずで、娘も昨日見てるので僕だけみてなくて夕飯の準備の合間にちょろっと見ようかと思ったら子供二人がソファーにやってきてくいいるように見てる。テレビ見てるときはギャーギャー言ってる息子氏3歳11ヶ月も静かにじっと画面を凝視。なんだかそれがびっくりしたなあ。正直なところ映画館に行くのをためらってたのは息子が映画館の暗いところで2時間近く座ってられるかみたいなことで、これならまた作品にもよるだろうけど連れて行けるなあと。娘ちゃんはプリキュアとかおおかみこどもとか一緒に見に行ってるからぜんぜん大丈夫だけど。


あとはあれね、僕的には「姉妹の関係性」みたいのが面白かったな。まじめで、外からの期待をプレッシャーにしたり意気込んでしまう責任感の強い姉と、天真爛漫で思ったまま突っ走る妹。心配そうな姉と「大丈夫、頼んでみるわ」と向こう見ずな妹。次男の僕としては、とてもアナに感情移入してみてましたよ。そりゃね。長女の奥様は「どっちになりたい?」って聞いたら「妹かな」というし、同じく長女の娘に聞いたら(天真爛漫で向こう見ずな弟に手を焼きつつも)「姉がいい」という。魔法が使えるから!という理由もかわいい。うむ。


全然前知識無く見てて、どちらかというと歌のイメージの方が先行してたから逆に驚きもあったけど。これはそりゃあ売れますわ。DVDとか買ったら子供ら見るかなあ。また見たいとは言ってたけど誕生日プレゼントにあげたら喜ぶくらいのレベルだろうか。いろいろ気になる。ということでとても楽しかったです。