奈良でやってた「チャイムの鳴る森」に行ってきた

一度友達につれられて行ったことがあった奈良の「ナナツモリ」というカフェ兼ギャラリーのオーナーがクラフトや音楽のイベントを立ち上げたので奈良の王寺まで行ってきた
森の中で木陰が多くて、子供の遊ぶところもたくさんあって、クラフトのお店も価格帯高くないけど綺麗なもの多くて、楽しい。

休日うら山フェスティバル チャイムの鳴る森

とにかく、晴れてよかったなあ、と。森で遊ぼう、というコンセプトで、クラフトのお店、飲食、音楽、ワークショップなど盛りだくさん。森と行ってもそんなに奥深くでもなく、奈良の閑散とした住宅地から少し外れたところで、小高い丘を登ると住宅街が見えるくらいの距離。が、けっこうきっちりと森があって、駐車場で車を停めてからはけっこうなのぼり。むむむ。

が、ある程度上った後で展示のテントがパラパラと見えてくる。おお、なんかいいぞ。

いいロケーションだな。晴れてよかったな


器やアクセサリーのブースがちらほら。食べ物は思いのほかほとんどなくて灯しびととはいろいろ違うにしても飲食難民が多発。おにぎりつくって持って行ってよかったよほんとに。珈琲やお茶のお店もあったり、基本的には奈良のお店が多いけどほかにもいろいろ面白かったなあ。

いわゆるクラフトのイベントではなくて、森で遊ぶ、ってのがコンセプトにあるので子連れの来場がすごく多くていいなあと思った。この手のイベントは大人が無理矢理子供を連れ回す感じが強いのだけど(音楽イベントよりは幾分ましとはいえ)遊んでる子供たちがみんないい表情。うちのちびっ子も楽しそう。ツリーハウス、木からロープを吊っているブランコ、読書コーナー、ワークショップ。座るところは切り株や伐採して倒れている幹。会場の奥では重機を入れて森の手入れをしてるところがそのまま見れたりする。


▼映画Wood Jobも上映してるけど、日本はほとんどが森なんだもんなあ
森だ、、、


後援には王寺町、協力には大きな企業の名前が並ぶ。一年目の立ち上げたばっかりのイベントなのにすごいなあ。最近クラフトや音楽をまとめたイベントってのが少しずつ増えてきてるのだけど、こうして地元と一緒に手を組んでできるってのは本当にすごいな。そんなに大きくない自治体で、こうして人を呼んで地元を盛り上げて行くイベントができるってのはやっぱりすてきなことだなと思うのですよ。


▼器もきれいなの多かったな
粉引の作家さん。喜楽窯、、、?


さて、堺の灯しびともそろそろ秋に向けて動いて行くこと。いろいろやることあるのでがんばらなきゃな。同い年の人がどんどんいろんなところで活躍してて、例えば10年前なら音楽イベントとか写真の展示とかを単体でやったりしてたんだろうけど、30代後半に入って、地域に根付いて何かをやってるとかって人がどんどん増えてきたな。自分が何かをするのではなくて、自分が動いて地域に働きかけるというのかな。「国家が何をしてくれるかではなく、君が国家のためになにができるかを考えろ」ってやつですよ。ね。