尾道に行ってみて堺についてかんがえる

広島に行った帰り道、尾道に寄り道。前に行ったのは何年前だろう。一度坂道を歩いた記憶はあるけど、さて、あれは本当にいつだったろう?全然覚えてない。思い込んでるだけだと言われてもそんな気すらしてくる。


▼駅前に車を止める。そもそも駐車場が観光客数に対して少ない
はーるばる、来たぜおーのみちー

駅前にはポタリング向けの自転車組み立てスペースがあり、町中にも自転車乗りに優しそうなポイントがいくつか。「ロードバイク空気入れあります」なんて看板も。確かに、歩くには少し距離があるのでポタリングで来て海沿い走るとか気持ちいいだろうな。が、歩いててなんとなく気になったことがいくつか。

尾道は人口14万人。河内長野が11万なのでそれより少し多いくらい。港があって、観光地で、風光明媚で山陽道の交通の便が良いところでしまなみ海道の経由地で瀬戸内地域全般からアクセスがよい。が、それにしてもきれいなのである。お洒落な町なみや、古いつぶれそうな商店街がそういう所にありがちな暗さもなく(河内長野の『長野銀座』にはそれがある)、服屋、パン屋、珈琲屋が田舎臭くなくてかっこいい。なんだろうこれは。


▼まずはラーメンで腹ごしらえ。ご当地グルメが「古くからあるラーメン」ってのもいいんだろうな
壱番館。壱、食べる


尾道ラーメンは、人気のある名店はどこも行列。ご当地グルメがラーメンってのはいいよな。その気になれば2食続けて行けるし、財布の負担も少ない。

▼日曜の商店街はかなり場所によってシャッターが下りてる。が、空いてるとことはちゃんと空いてる
肉


▼こういうのだけならどこにでもあるし、富山の高岡なんかもこんな感じだったなーと覚えてる
なんか違う


▼だけどなぜかこんなしゃれたパン屋があったりしてる
パン屋航路て


▼Cafe& Barもどことなくしゃれてる
面構えがいいなー


例えば同じように歴史がある堺の町も、同じように新しい店ができていろいろ見て回れるかというとそうじゃない。お店はかなり三々五々思い思いの場所にたってるし、町がでかいのでそれなりに散らばって暮らしている感じもする。絶対数が少ないということではなくて、集積していないからよくわからないということになってる。大阪のほかのところから、もっというと遠方から週末に堺観光しようとして来てくれるだろうか。なくはないだろうけど、どうだろう。

げこ亭でご飯食べて(ここでまずアウト)、かん袋でくるみ餅食べて、せいぜいそこから仁徳陵見に行っておしまい。ううむ、これではなあ。魅力的な町、観光って、いったいどんなもんなんだろうか。ちょっといろいろ考える。


しかし、尾道いいところだったな。