ある雪の朝に息子をおぶって送って行く

雪の朝。積もっている。1日ズレてくれればよかったのにな。
いつもは自転車で10分弱の道のりを諦めてバスかタクシーでと思ったらバスはちょうど出た時間。タクシーは、と、、、、つかまらない、と、、、
あらら、、、

こんな時こそタクシーやろ!と思ったら雪の日はタクシー自体も休みが多いらしい。まあそうだよな。わかるよ。運ちゃんも人の子。わかるよ、、、うん、、、

流しのやつを拾いながら歩いて行こうと思うと息子がくじけて歩かない。背負う。こないだの検診によると17.9kgだ。重い。前に抱えて傘を差してたけどとても腕が持たないので傘を諦めて背負う。お互いナイロンの上着なので滑りやすい。むむ、、、
むむむ、、、


こちらも雪用の靴でもないので滑るしトボトボ歩くしかない。仕事行くし長靴はあれだなあと思ったのも間違い。とほほ。やすみやすみなんとか1時間かけて保育園にたどり着く。他のお母さんも遅れてきてるし、引き渡してる間にも雪なので休ませますとの電話。大変だよ。よのお母さんお父さんはみんな頑張ってんよ。本当に。もちろんその間に上司や会社にも連絡して仕事も段取りしてるわけだよ。

雪の中1時間、18kgの巨体を背負って送り届けた。家で待ってバスに乗れば良かった。作戦ミス。


時間の云々は仕方ないわな。ヘッジしてたはずの通学もタクシー動いてないとどうもならんし、ほぼそのための車も届かないという状況。いや、車にしても実際のところ大阪で2年に一回くらいしかこのレベルの雪はないので(実際引っ越してきてからでも2回目)どこまで準備するかってとこだなあ。まあ、ちょっと家の装備やらを見直してもいいのかもな。


歩いたり、遊んだり、一面の雪を見渡したり、3歳半だとどのくらい覚えてるかわからんけど、ギリギリこんなこともあったなとか息子が覚えてたらいいのにな。景色とか、感覚とか匂いとか、記憶に刻まれて行くようなやつ。会社に着く前の時点ですでにもう疲れ切ってる。とほほ。