気が付けば20年の腐れ縁
昨日は久しぶりの友人たちと梅田で会って家族ぐるみでお食事。お互いいろいろあったけど随分年を取ったもんだなあと。いや、それは悲しむことでもなく結構楽しんでるんだけどね。
思えばちょうど20年前の夏の日に、AFSという高校生の留学派遣団体の選考者向けオリエンで高校生だった僕らは出会って、僕はフランスに、友人はドイツとデンマークにそれぞれ留学して一年を過ごした。気が付けば出会う前より出会ってからの方が長くなってしまって、ずいぶん昔の思い出を笑ったりしながら飯を食ってる。
大阪に住んでてもなかなか会えなかったり、デンマークに住んでてたまに旦那の仕事もあって帰国したりするという程度の友人と、今となっては数年に一度しか会うことは無くなってしまったけれど、高校生のクソガキだったあの頃からお互いに子供が生まれてその子供ら同士が仲良く走り回ったりしてて、なんかこういうのって悪くないなあと。年を取るのも悪くない。
さあ、自分たちは子供らにどんな出会いや経験を与えてやることができるのだろうか。直接どうぞと渡すのではなく、大人になっても友人とキャッキャ言ってる親の姿だとか、彼らが何かを選択する時にそっと後押ししてやるとかそんなことかと思ってるけどどうなるだろうかなあ。
次に会うのは何年後だろうか。そろそろ目が悪くなったとかどこが悪くなったとかとか言い出すんだろうか。白髪になって歩き回るのも疲れて温泉でもいけりゃかなり幸せだな。人の出会いは面白いな。誰と出会って、誰と仕事して、誰と生きて行くか。それがやっぱり一番面白いのだ。