参議院選挙の演説(というか「選挙フェス」)を見に行ってきた話し

政治の話しはあまりこってり書かないことにしてるのだけど、めずらしく演説を見に行ってきたので記録代わりに。
緑の党の比例候補としている三宅洋平氏。元、犬式というバンドをやってて何度からイブを見に行ってたこともある人が立候補してた。まあ、全体としてはキワモノ泡沫候補の一人なんだけど、これはちょっと面白いなーと思ったので見に行ってきた。
三宅洋平 OFFICIAL WEB SITE


きっかけは知り合いがシェアしてたこのYouTubeの動画。選挙の演説を「フェス」と言い切って駅前でスピーチとライブをやってる。すげえなあ、と思いながら動画見てるとこれがけっこうまとも。調べてみると僕よりも一つ年下で、なんというか政治に対して自分が抱えてるもやもやした感じがだいたい集約されていてとてもリアル。

▼50秒くらいからのところを聞いて、へへぇ〜とちょっと考えてみる


まあ、だいたいの人はなんだこいつって思うだろうし、「これが国民の代表だなんて」ってのが正直なところなんだけど、でもなんというかまじめに政治して秘書や二代目でちゃんと政治家を志している人よりも、特に政治に興味もなく、愛と平和を希求するけど選挙なんて言っても何も変わらねえよ、と思ってる自分たちの世代の感情みたいなものに結構近い気がするのです。若年層の投票率は依然として低いし、そりゃそのままだと若年層に優しい政治なんて行われる訳がないのは明白だけど、でもなんも変わらんだろうというなんとなく周りにある雰囲気ね。

バブル以降の世代で、なんもそういう面白いこともなかったし、左寄りの教育受けておきながらも自己責任だと突き放されるし、なんというか、それを政治のせいにしても仕方ないんだけど今更自分が選挙にいってもそんなになにも変わらんだろうなーというあれはあるよなあ。


で、三宅洋平ならいいのかというと、まあ政策は全然合致しないし120万票も集まるか微妙だなと思うし、Twitterだって3.11以降政治的な発言が多すぎてめんどくさくなってフォロー外したけどね。でもなんか、自分と同じ世代の、まじめな政治家の卵でもないような人が、自分の世代の代表として国会にいたら面白いだろうなあ、とけっこう単純に思ったりしてね。議会で眠ってる諸先生方に「眠ってんじゃねえよ、国民なめんなよ」とか言いそうな人、この人以外にいなさそうだなあと思ったりしてね。


難波駅前、結構な人だかり
三宅さん出てきた


演説を見にきてる人は、まさにフジロックの会場にたくさんいそうな人たちで、そういうヒッピーっぽい感じのところは好きだろうなと思ったりするけど、さて、どんな感じになるんだろうか。


YouTubeにあがってた難波の演説


さて、どうなることやら