NHK「ムジカピッコリーノ」にハマる息子

息子氏、最近めっきりテレビのリモコン操作にも慣れて、6時とかに誰より早起きしては勝手にテレビつけて録画の番組をダラダラ観たりしてる。すげえなあととても素直に感心する。テレビの録画はHDDに貯めてるのでそのままリモコンで使えるし、じいじに買ってもらったトーマスや雑誌の付録DVDはPS3に差し込んで同じくリモコンでそのまま再生。これはAVアンプ側で切り替えてるのでそのまま操作できる。にしてもすごいなあ。

で、最近はNHKの音楽番組「ムジカピッコリーノ」にハマってる

番組としてはクインテット枠の後釜で、小学生をメインターゲットに音楽の楽しさをうんぬん、というやつ。クインテットは童謡もありつつクラシックが中心だったけどこちらはワールドミュージックというか、いろんなジャンルを横断して音楽の楽しさを知ろう、みたいな感じで、レゲエ、テクノ、ブルース、ボサノバ、何かを「これはこれこれこういう原理でこんなに楽しい音楽です」ということをわかりやすくシンプルに語っている。

そもそも、SAKEROCKのハマケンが子供番組に出るというので気になって見始めたのだけど、まあハマケン自体はニャンちゅうの番組にも出てたしそんなに特別感も違和感もないのだけど、とにかく最近のEテレのキャスティングは見てて楽しいよなあと思うのですよ。


もとい、撮りためた番組の中から息子氏はそれを探し当てて自分で選んで再生しだす。毎回テーマと曲が決まってるのだけど、息子氏が選ぶのは「ウラハク」の回で、取り上げられてるのはボブマーレイの「One Love」である。渋すぎだろ2歳児。ウラってのはこういうのなんだよ、みたいのをハマケンが説明したりして、「じゃあ演奏してみよう」てことになってボブマーレイを歌うのである。2歳と5歳が朝からボブマーレイ歌ってる様は圧巻。

僕が見てるだけでも10回は繰り返してるんじゃなかろうかと思うし、平日昼間に奥様が家事してる間のことを思うと多分その倍は下らない。そんなに好きか、とボブマーレイをiTunesでかけてみたら「Get up, Stand up」とかだと「違うよそれじゃない!」と指摘を受けるくらい。娘はなにも音楽かけてないと「お父ちゃんボブマーレイかけてよ」と言ってくる。なんだこれは。幼稚園のクラスの女の子はAKBとか好きな子も多いようだけど、娘が童謡以外で好きなのがくるりとボブマーレイ。何というか、完全に僕なりの子育てはこの部分においては成功のようで何より。ふふふ。

ま、別にややこしいことは考えてないけど、いろんな音楽好きになってくれたらいいなと思うし、自分だって小学生上がった頃に聞いてたのはドラマでやってた長渕剛とかアニメで流れてたおニャン子だったりしてたし、小遣いでレコード買ったなあとか思い出すけど、さて、iTunesに大量の音楽を溜め込んだ我が家で子供らはどんな風に音楽を聞いて育つんだろうか。それはそれで楽しみ。


最近になってローリー寺西が出て来たり、歌のうまい女の子がGMT47であまちゃんに出てくるらしいとか、ちょっと何かと盛り上がってきたピッコリーノ。あ、あとは音楽制作にTUCKERが入ってるのもあついな。モンストロの機械的な音楽がそうなんだろうな。いいなー。と、出張に出てくるのに早起きしたらとっくに起きてた息子が今朝だけで二回ボブマーレイ再生してたので忘れないように書き留めておきます。