ネットで見かけた子育て関連の気になる記事をいくつか

ネットで見てて気になった記事をいくつか紹介。僕的にはけっこう面白かったので子育て関連の記事としておすすめ。リンク先もよかったらご覧下さい。だらだらと要点もなく、個人的な感想文みたいな日記ですので適当に。

子育て、ではないけどニアリーな感じで(最近の仕事の影響で無駄に英語です)専業主婦の話し。関連したエントリもいくつかでてるけど、とりあえずほほうと思ったのでシェア。

そういう中で、あえて専業主婦を求める男性は、その妻に何を求めるか。私の知る限り、自分のプライベートな部分は全部任せたい、仕事に集中するためのバックグラウンドをきちんと整備してくれる女性を求めているケースがしばしばあります。

なるほどなあ、と思いながら、記事の前提となってる専業主婦になりたい人の話しが出てるけど、やっぱりこれは奥様を見てると「そんなに楽なもんでもないよなあ」と思う。僕も一日子供と遊んでもクタクタになるし、奥様が出かけてる間にご飯だとか風呂だとか気にしながら一緒に過ごしててもけっこう大変な上に、夜遅くに旦那が帰ってくるとか休みも仕事だとか、いやそもそも365日主婦には基本的に休みがない事だとか、やっぱり、ねえ。

そして記事にもあるようにある程度稼ぎがある人は専業主婦に求めるのは「仕事を十全にこなすためのバックアップやサポート」だと思うので(稼ぎの少ない僕ですらそうです)そうなるとこれはなかなか大変だなあと。そこに教育も追加されると子供の世話ってのはさらに大変だなあと思う。うちの奥さんは、すごいなあと思いますよ、本当に。感謝感謝。



そして次はこれ。長文だけど講演のレポート記事だと。

体罰を家庭では虐待と言う。
虐待とは、親の苛立ちの爆発。子供の話に耳を向けない。
躾とは、子供の話を聞き、子供に善悪を教える。
子供の話を聞いても返ってくる答えは屁理屈が多い。でも話を聞いたうえで、それは許せないと伝える。それが躾だ。親は感情で子供に接していない。それが躾だ。

どきっとした。全体的に文章が長いのでかいつまんで流しながら読んだけど、いろいろ顧みることも多く、なんというかずっしりときました。結局は子供のためという大義名分を振りかざして自分のやりやすいようにしてると言うのは多分指摘の通り。もちろんいろんな意見がある中で親としては取捨選択をしたり信念に基づいて随時判断を下して行かなきゃ行けないのだけれど。

いろんな人が、いろんな事を言う。何がいいとか何が駄目だとか。子育てはそんないろんな目にさらされたり非難されたりしつつ、夜中のドンキに子供連れてきてる親を非難がましい目でみたりもしつつ、それでも自分たちにできるベストをして行かなきゃならんよなあと思っている。何がベストかなんて本当は誰も知らなくて、その行く末を見届ける事もなかなか難しくて、自分が子供に対してしてやれた事のいくつかを、子供がその子供に伝えてくれたらそれが正しいかと言える訳でもない。子供にとって良い事と、親にとってよい事もイコールではないし、正解もなく、正しい事をしてほめられる事もなく、でも少しでもおかしい事があったら非難され、みんなで肩寄せ合って支え合いながら過ごしているようなそんな気がします。

まあ、でもこのレポートを読んでみて、改めてまた子供ときちんと向き合おうと思ったりもするのです。



そして三つ目、今度はプレジデント誌の記事なので論調もおだやか。

以後この会社では、「子どものときに親の手伝いをしたことのない人間は、採用してはならない」と決めたという。

自分で判断して、考えて、みたいな事は子供に出来るようになってほしい事で、大きくなったら何になってほしい、みたいのはないけれど、何れにしてもコミュニケーションは絶対的に必要なので、考えた事を表現して人に伝えるということはきっちり出来る人になって欲しいなと思います。「〜が出来る子供」ではなくて「〜が出来る人」というのはポイントかなあ。


先日、友達にもらったお絵描きノートに「To Doリスト」のページがあったのをみてそそくさとタスクリストを作り出した娘。親のやってる事見てるんだなあ。「やれてる、と、やれてない」をリストアップしてて、やれてないがなかったのはまあ愛嬌だとして、自分が何が好きで何が出来るかを把握してて自慢に思ったりもしてるんだろうと思うと、今のところ面白い感じに育ってるんだなあと思う。親の思う通り、ではなくて、こいつどんな風になるんだろうと楽しみに見ている感じ。
画伯、スキルリスト作り出した。何この5歳児。

子供は本当に面白い。それを通じて自分自身に還ってくる感じ、もう一度人生を重ねてみてる感じ。複眼的になるというのかな。人生で最高の師に巡り会う感じ。いやあ、面白い。