娘が幼稚園でもらってきた手紙のこと

子育て日記と名乗っていながらあまり子供の事書いてなかったのでたまにはなんか書いておこう。娘の幼稚園に来てた教育実習の先生からの手紙がおいてあって衝撃的だった。いうほどでもないかもしれんけど。

教育実習の短大生とかが最後にみんなに手紙書いて渡してるみたいなやつで、画用紙切り貼りしたり紐をつけてメダルみたいにしたりして、大変だなあと思いつつもその辺を楽しめないと先生にはなれないだろうなあなんて思ったりしてね。よくよく考えたら幼稚園の先生って、小さい頃からの夢をずっと大事にしてるタイプの人が多いもんねえ。

練習している年末のお遊戯会の事とか書いてるんだけど、目を引いたのが弟の話。「いつも弟のはなしをいっぱいしてくれて嬉しかったよ」みたいな事を書いてる。ほほう、そうなんだ。


5歳の年中さん、いろんな事に興味が出て来たり自分の世界観みたいのが少しずつできてきたりするようになる頃で、自分の頃の事を思い返してもいろいろ恥ずかしいよなあなんて思い出すけど、そんな風に自分のフィルターを通して世界をみるようになるんだなあとか、自分のことじゃなくて自分の周りの事を友達や先生に、自分の言葉で語ったりしてるんだなあなんてなんとなくしんみりと思ったりとかして。なるほどなあ。

彼女は、どんな風に弟の事を思い、人に語ってるんだろうか。多分もう聞いても教えてくれないんだろうなあ。幼稚園でやってる歌とかお遊戯とか絶対家で見せてくれないし、普段の授業のはまだ煽ったりこっちが歌ったりすると一緒に歌ってくれるけど、お遊戯会みたいのでやるやつは一年半で一度も家で見せてくれた事がない。完璧主義者なんだよなー。お絵描きも出来上がるまでは見せてくれなかったりするしな。あの集中力分けて欲しいわ、ほんまに。

彼女の目にはどんな風に世界が映ってるんだろう。自分がどう思われてるかみたいな事はさして興味もなく(だって愛されてるに決まってるもんなー)、それよりも彼女がみている世界の有様はどんなかとそれはすごく気になるな。空の色や鳥の声、秋の風に街の景色。なるべくたくさんの時間を一緒に過ごして遊んだりしたいものですよ。大きくなったよなー。子育てはやっぱり楽しい。いろいろあれな事はもちろん多いけどね。それでもやっぱりいいもんです。