友人がiPhoneなくしたというので改めて紛失時の対応についての覚書

友人からFacebookでメッセージが飛んで来て、iPhoneを紛失したのだけどどうしていいかわからない、という。とりあえずソフトバンクに位置情報確認してもらったら(そんなサービスあるのね)、二駅隣にあると言われて早々に対策したいと。そりゃ怖いよね。

iCloudやなんやはよくわからなくて触っていないというので、「iPhoneを探す」のアプリの事は諦めて、とりあえず消去の方法を伝えた。買い替えはやむなし、という覚悟は出来てるみたいなのでまだこちらも気楽。しかも既にソフトバンクに回線は止めてもらってたとかなんとか。

iPhoneのデータを遠隔で消去

パソコンや、友人のiPhoneなどからiCloud.comにログイン。Apple IDはアプリ落とす時に散々使ってるから忘れる人はいないと思うのでここまでは多分大丈夫。で、「iPhoneを探す」の緑のアイコンをクリックして開くと、ここでiPhone側の設定で「iPhoneを探す」をオンにしてればいまの位置が出てくるけれど、オンにしてない場合は警告が出て来て見つからないというような事を言われる。

めげずに右上にあるメニューから「紛失モード」で連絡先の電話番号を入れると連絡先を自分のiPhoneに表示してくれる。素敵。これ、なくした時に回線先に止めてもらったらどうなるんだろう。まあいいや。で、多分取った人はわざわざかけて来ないと思うのでしかるべきタイミングで「iPhoneの消去」にして、中のデータを消してしまおう。モノとしてのiPhoneは最悪仕方ないとしても、アドレスやアプリの中にある情報は何かとヤバいだろうしね。銀行やカード系のアプリはそれ単体でパスワードかけれるのでやっておいた方がいいね。
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てことでとりあえずはiPhoneの中身は守ることができる。守れたと言えるのかは謎だけど。

しかるべきバックアップのために

で、そうなるともう諦めるしかないのだけど、新しいiPhoneを買ったり、警察に届け出てたのが戻ってきたり、僕が一度あったのはお寺のトイレに忘れたやつを送り届けてもらったことがあるけど、まあ戻ってきて再設定する時にあらかじめやっておきたいのは「iCloudにバックアップ」で、これがあるとiPhone手にしてApple ID入れるだけでとりあえずはなんとかなる。アドレスが消えないだけでも大きいよな。

iPhoneで設定する場合は、

  • 設定→iCloud、で必要なアプリ等のデータをバックアップ設定しておく事。
  • 設定→iCloud→ストレージとバックアップ→「iCloudバックアップ」をオンにしておく

最低限やっておく防犯対策

  • iPhoneを探す」: 設定→プライバシー→位置情報サービス→iPhoneを探す、をオン
  • パスワードロック: 設定→一般→パスコードロック、をオン
  • パスワード設定ができるアプリはオン(金融系、パスワード管理、メモ、体重とかまあいろいろ。使いにくさと情報守る重要度はバーター)
  • バックアップをiCloudに残しておく
  • 緊急時の対応方法をメモっておく。連絡先も含めて。iPhone便利だけど全部まとめるのは危険。
  • ケースをつける。紛失の時は探すのに便利かもね。

てところかなあ。書いてみて思ったけど「白のiPhoneです、ケースはありません」よりも、「黒色で、緑のシリコンのケースがついてます。ゴーヤーです、ゴーヤーの形のゴツゴツしたでかいケースがついてます。」の方が電車やお店で紛失したとかでも探してもらいやすいよなあと思います。もちろんケースだけ取られる可能性もあるのだけど。


てことで、過ぎたるは及ばざるがごとし、ともいうけれど、中に入ってるデータや、買い直した時の代金の負担なんかを考えるとある程度はやっといた方がいいんだろうね。自分でも改めて見直してみようと思う。買ったばっかりのうちの妹や、自称「iPhone使いこなせてなくて良くわかんないよなー」の人も、最低限このへんだけはチェックしておきたいとこですね。