娘のなめこ育て記録

iPhoneの人気ゲーム「なめこ栽培キット」にガッツリとハマってる娘。同じ年くらいの子供がハマってるというのを聞いて、完全に興味本位でやらせてみようと落としてみた。僕がやってみて、ふむふむこんな感じかと理解しつつそれなりにハマる。これは楽しい。ゲーマーに人気のゲームとゲーミフィケーションとは別のもんだなあなんて考える。みんながみんな格闘ゲームやシューティングがうまいわけでもないしね。

娘に渡すと最初は理解するのに少しかかったけど、フードを与える→刈り取る(んふんふ)→また生えてくる→刈り取る→ポイント貯まる→設備強化、という単純な繰り返しはすぐに理解できて、僕や奥様に質問したりしながらすぐにハマってしまった。友達がくるたびに自慢のなめこをみせびらかして「この雪どけなめこがね、、、」とか言ってる。これはすごいゲームだなー。


さて、ここかが本題で、朝起きたらなめこの刈り取りに走り、幼稚園から帰っては1人iPhone握りしめてんふんふ、と刈り取ってる。これでいいのか、と。ゲーム脳云々はまあいいしとて(だってゲームの影響で人殺しするようになるなら昼ドラは不倫を助長してサスペンスは計画犯罪や復習を助長してるから取り締まるべきなんてことになるしねー。)、何時間もiPhone触ってる状況はやっぱり望ましいものではないなと思うし、ちゃんと時間を決めて触らせるようにしないといかんかなあ、なんて。

テレビもiPhoneも、とりあえず渡しておけば朝早くに起きてこっちがまだ寝てる時でも子供達で勝手になんとかしてくれるし、かと言って毎朝小一時間早くに叩き起こされるのもきつい。そこの便利なところを道具に任せてるというのはあるしなあ。むむ。


そして、もう一つは娘の人の話を聞かないところについて。説明書きの内容や、欲しいアイテムのことをどうしたらいいのかと僕や奥様に聞いてくるのだけど、その話を全然聞いてない。貯めたポイントで設備を強くして行ってレベル上げてレアキャラゲットして、とすべきところ、貯めたポイントを消費アイテムや有料のフードに変換して、そのくせ有料のフード使ってしばらくしたら使い切ってないのに無料のやつに切り替えたりしてる。そのポイントはどこに消えたのだ、と。

「お父ちゃん、こっちのハートのやつにしたいねん」と持ってこられるのだけど、ポイントは一向にたまらないし、教えた通りにやらないから何も改善しない。なんて将来の不安と自戒につながるゲームだろうかw 分からないなら言われた通りにやりなさいと、親みたいな事言って、それでも自由にやろうとするし、今あるポイントで買えるものを買いたがる。むむー。


書かれてるルールが分からないなら買っちゃダメ、理解してないのに買っちゃダメ、なんてダメダメ言われるし、一方ゲームは楽しく優しくんふんふ、と動いてくれる。完全に親は怖いめんどくさい、ゲームは楽しい面白いという構図になってやれやれ、と思う。ま、本人がやりながら気づいてクリアしていくしかないんだけどね。言われた通りにゲームして面白いかという話もあるし。

息子にやらしたらどうなるんだろうというのは少し気になる。世の子供がみんなそんなもんなのか娘の性格の問題なのか。まあ、成り行きを見守ろう。そうしよう。