1/17、17年目の幸福論

今年もまた、1月17日がやってきた。当時フランスに留学してた僕にとっては実感のない大きな出来事。この一年もいろんなことがあったけど、それでもまだ元気に生きてます。亡くなられた方々に黙祷。
今生きている人たち、困難の中でもそばにいてくれる人たちに感謝。

この一年は本当にいろんなことがあったな。阪神大震災はそこにおらず、東日本大震災は具体的に生活に影を落とすほど身近な日々の話じゃない。それでもまあそこから何かを学んで感じて、これでもかと日々を生きていかなきゃならないし、それはいつ僕の身に降りかかってくるかわからない。

マンションの11階でゆっさゆっさと揺られながら、震度2くらいであれだけドキッとしてしまうのもまた事実なわけで。それでもなんとか生き延びてやろう。子供が大きくなるまで、なんとしてでも。

それでも去年はいろいろクリアになったことや悔しい思いをしたことや、いろんな事がぐるっと回った感じがあって、もうこうなりゃあとはやるだけだ、と。たんたんとやるだけ。意気込んでやろうとするとかではなくて、ただたんたんとあるべきモノを作って、やるべき事をやろう。モチベーションみたいな頼りない相棒みたいなモノには任せておけないし、まあ気分の乗る乗らないみたいな事はあるけれど、それでもやるべき事はけっこうはっきりしてるからね、自分の中では。

幸福について、だ。下の子もようやく意思表示みたいのや喃語が輪郭を帯びてきたようなので何かを伝えようとしてたり、上の子はもう生意気な事いったり絵を描くのに必死になったり見ててやきもきしたりもするけれど、おかしいくらいに僕や奥様の行動を見て真似してたりするし、そんな子供達と過ごす時間はやっぱり今の自分にとって幸福だな〜とありきたりな事を思います。なるべくたくさん子供達と時間を過ごすこと、具体的には休日出勤は避けるぜとか遠くにはいけなくてもたくさん遊びに行こうとか、なんだそれ、わざわざこんな風に書く事でもないなあなんて思いつつ、でもまあそんなのも含めて当たり前の事をしたいなと思いますよ。

生きているからには、やる事やらないとなあ、と。起業家のそれとか歴史上の偉人のそれとは違うだろうけど、ま、精一杯楽しく毎日を過ごしましょう。笑って、笑って、笑って。


ハロー、みんな元気にしてるかい?
生きていることや、笑っていられることや、泣いてしまうくらいに悔しいことや、感極まって叫んじゃうくらいの感じで今年も頑張りましょう。ぐおおおー!って。とりあえずいい加減に非常袋の準備をします。良いタイミングだ。