いい年した大人が真剣に遊んでる「ヒザフェス」に行ってきた
去年、友人に誘われてこれそうならおいでよと言われてたヒザフェス、タイミング合わず行けなかったので今年こそはと思ってたら会場が服部緑地になっていた。去年は淀川河川敷だったのに。サラリーマンのヒザ氏が「夏フェスのトリで自分が歌いたい」というささやかにして壮大な夢を叶えるため、自腹で自主企画で始まった「ヒザフェス」、台風でOTODAMAも静岡のメタモルフォーゼも、ドリカムのワンダーランドですらも中止になったのに淡々と開催された個人イベント、ヒザフェス。いや、これはすごかった。
音響機材以外はほぼボランディアという、まあ人的ネットワークもすごいのだけれど、自作のCDを入り口で配ったり撮影のカメラマンも見てる限りけっこう本気度の高い人だし、パナソニックのG-1みたいなカメラで動画撮ってた人も「一眼で動画」ってカジュアルな感じやけどグリップつけたりまわしながらズーム触ったりけっこう本気やった。
いい年した大人が、みんな本気で遊んでる。ああ、何かすごいなあ。「普通のサラリーマンが」といいつつも見てる感じではクリエイティブ系なのは一目瞭然で、みんな仕事別にしてやってるそのクオリティの高さに舌を巻く。そうだ、最近遊んでないんだよなあ。飲みに行くとか女の子にちょっかい出すとか子供と走り回るとかそういうのじゃなくて、なんというか、遊んでない。これはいかん。余裕がないと言えばないんだけど、余裕を生み出そうとしないからよけいいろんなところで無理が来る。多分そういう事なんだろうな。
ヒザ氏とはtwitterではすこしやり取りしたけど面識もないし、今日も挨拶しようと思ったけど主催者だけに忙しそうでそんな余裕もなく。まあそうだわな。
子供がいたらフットワークも重たくなるし、僕が何かしようとすると当然奥様の方に負荷がかかっていくし、そういうところのバランスが悪いのはやだなあと思っているけど、いやそうじゃなくて、なんというか必死で遊びたいのだ。ヒザ氏のその辺の事を見てて、この人必死であそんでるなあと思ってすごくいいなあと思ったのです。仕事は仕事、遊びは遊び。趣味だから本気で、だ。いつも夜中まで仕事してるけど、がんばって10時には終わらせて、帰って飯食って風呂入って、それから2時間でも毎日自分の時間が取れれば少しは思ってる事ができそうな気がする。やりたい事はたんとある。ある。
以下、写真貼っちゃいます。
▼いろいろ復興支援も兼ねてるのでビールは岩手の銀河高原。うま〜
▼復興の狼煙ポスタープロジェクトのポスター、大量に並んでた。これすごく好き。
▼ベベチオを前座に、トリのヒザバンド。かっこよかった。
いやはや、単体ですてきなイベントだった。それがとてもすばらしかった。もっと身内になるかと思ったけどそんなこともなくて、とてもいいイベントだった。うん。
たくさん力をもらいました。がんばるよ。