高岡蒼甫氏の日記と、発言とかについて

何かと騒動になっていた発言と、そこに至る経緯を本人がブログで公開。誤字が多いのは人の事言えたもんじゃないのであれだけど、あの長い文章は、ガッと書いたんだろうなという事がよく伝わる。

今まで見たことあるのはパッチギとさんかく、の2つ。ルーキーズは見たことないけど、ヤンキーの役ははまり役だなあと思うし、「さんかく」の役は良かったなあ、と。すごく好きだった。でも、そこまで好きな役者というのでもなかったし、宮崎あおいと結婚と聞くとすごいなあと単純に驚いたけれど。

思っていても言えない事や、大人の事情、と片付けてしまうような事がたくさんあって、でもその裏で本人の身に起こっていた事を書き連ねている。まあ、役者さんは大変だ。それでもみんな頑張ってるんだとかそういうのもまああるけれど、確かに良くも悪くも人の目にさらされて金をもらう職業だからそういう側面はあるよなと思うけれど。


でも今回の騒動で見てて思うのは、報道や物事に対しての姿勢についての批判や意見が、なぜか差別やなんやかやにつながって批判されてるのがどうも違和感あるなあと。こんな風に書くとあれなのかもしれないけど。でもまあ、こういうアクションがあればこういうリアクションがあるというサンプルとしてもなかなか興味深くて、こんなの人権擁護委員ができたらえらい事になるんだろうな。まいったね。


1番心に残ったのは「自殺とか120%しないから覚えといて」というツイート。ホリエモンが収監前に健康診断を受けてヌード写真をわざわざ公表して「必ず戻ってきます!」と公表してたのと同じなんだろうな。みんな友愛されないように伏線張りながら生きてる。なんだかすごい時代だな。空から降ってくる放射能の雨に手のひらに収まるハイテク情報機器、発言のひとつひとつに気を張り詰めても流れに沿わないコメントは社会的に抹殺されるとか。

まあなんつーかあれだ、自分は自分で頑張って仕事しなきゃなあ。結局はそれが全てだよ。震災の復興も差別や偏見や誤解やすれ違いをなくすためにも。まずは仕事だ。バカみたいに忙しいのを揶揄してるんでもなんでもなくて。新しい自分が見たいのだ。仕事する。


とりあえず事の成り行きを見守ろう。どこかの大学とかが学園祭に読んだらいいのにね。もしくはメディア系の学部があるようなとこ。ま、大人の事情でそういうのも成り立たないんだろうけどさ。