わたしの趣味は、あなたです

というコピーのCMがあったね。調べてみたらもう5年半も前だった。それでも頭に残るコピーってすごいなあ。

いや、今日なんか改めて思いましたが、僕に取っての一番の趣味は、子供たち二人ですよ。見てて飽きないしイライラさせられるし、「もう、知らん!」とかも言っちゃうんだけど、それでも今日で11ヶ月の息子と、もうすぐ4歳が見えてきた娘、二人とも本当に面白い。今日だって桃を食べてたら横から息子に半分くらい取られた。おい、それは父ちゃんのだ!とか思うけど、まあしょうがない。それ出息子の機嫌がいいならいいかな、とか。

最近の息子のかわいさは、笑顔や喃語が増えてきたのと相反してお姉ちゃんのわがままやぐずりが増えてきたので「しゃべらない(文句言わない)息子」というのの相対的なかわいさが増してきてて困る。もちろんお姉ちゃんはお姉ちゃんなりの苦労や苦悩を抱えてるからそれはそれとしてちゃんとフォローしてあげないといけないんだけど、二人目になってやっと「今が一番かわいい時機やね」の意味がしみてくるような感じだったりしますよ。ごめんねお姉ちゃん。

今日は六甲山ミュージックフェスティバルなるものがあって、足も金もないうえに去年まで大雨だったからこわいよねえ、とか思ってたらやたらといい天気でどうしようかと思ったけど、でもまあ、子供ができる前にライブ行ったり夏フェス三昧だったり飲みに行ったりしてたのとかも、必然的にちびっ子がいれば難しくなるし、車がないとそういうちょっとややこしいところに行こうというフットワークの軽さもなくなる。残念ながら。

他にも、リアル脱出ゲームだって飲みに行くのだって、漫画喫茶や自転車で出かけるのも自分の買い物に行くのだって、子供を言い訳にしてると言えばそうなのかもしれないけど、でも実際それはそれで人のを見ながらいいなと思うけど、でもまあ家でのんびり子供と遊んでるのが今はとても楽しくて、しかもマンション買って半年で生活にも慣れてきたし部屋も散らかってきたし冷蔵庫には幼稚園の予定なんかがマグネットで止められているけど、それでも家で過ごすのも僕はとても楽しい。あつくなってきたけど冷房つけなくても風が抜けるのが気持ちいいというのも理由にはあって、そういう意味では構造の部分は絶対的に帰られないからいい買い物だったと思うけどね。うん。


服とか、カメラとか、Macとか靴とか鞄とかいろいろ言い出すときりがないのだけど、それでも自分より子供の服をかわいいのかってやらんとなあとか、遊びに行くにも休みの日に自分一人で出かけるのがなかなか気が乗らず、もちろんそういう人はたくさんいるしいいなあと思いながら眺めてるけど、平日二人相手にがんばってる奥様を尻目に出かけて行くのも面白くないし(気が引けるのではなくて、なんというか)平日仕事帰って子供と飯が食えるようならまだしも、朝ご飯一緒に食べるくらいしかなくて、それも小学校や中学校行くようになったらどうなるかなんて全然考えられない。10年経っても同じような時間に帰る仕事しかできないとするとそれはとてもつらい。周りが、ではなくて自分がどうなりたいかと真剣に考えて動かないと行けないなと思う。もちろんそれはイコール転職、ということではなくてね。社内でのポジションを作らなければならないと。


フェスだのイベントだのも、結局は子供と行けるくらいのもの限定になるよなあ。レインボーヒルくらいだ。あとは、卓球が出るというこれ。
KIDSmeet DISCO - kids-meet-discoのJimdoページ

「子供がディスコて」と思わなくもないけど、娘、電気の「富士山」好きやしね。屋外は疲れそうだけど中なら何とかなるか、なんて。親子4人で4,000円てのもいい。ふむ。

公園行こうとかなにが食べたいとか、子供のリクエストをすべて聞く訳にも行かないながらも、それでも一緒に何かやったり遊んだりすることはとても大切で、遠くに行くことやかわったことをすることじゃなくて、もっと日常的なことを毎日たくさんやることが大事なんだと思っているのでなんと書くそういうことを大切にしたいな、と。テレビであるような「夏休みわんぱく体験」みたいなカヤックに乗ったりBBQしたりするのは、小学生とかになってからでもいいような気もするしなあ。どうせ覚えてないし、直接の記憶よりも安心感とか信頼感とかそういうことのようなきがするのです。遠くへ行くのはそれからでいい。親の息抜きももちろん大事だけど、いま遠出してもよけいに気疲れするしなあとかなんとか。

今あるものでなんとかやって行かなきゃ。まずは身の回りのことを、子供と一緒にたくさん楽しみたい。僕の趣味は、子供です。奥様は、えと、そういうのとは別だから、いいんです、えへん。