娘、一眼レフで家族写真撮るのにハマる

娘、最近デジカメにハマっている。お父ちゃんのNikon D60を勝手に持ってきて、三脚に立ててガシガシと撮る。数は際限ないものだと思ってるからとにかく撮る。今時のライブビューではないけど、それにも慣れてちゃんとファインダー覗き込んで撮る。最近では半押ししてピントもちゃんと合わせる。

そんな話を会社でしたら、三脚ってそもそも一般家庭にはないぞ、という話になったけど、あれ、そんなもんなんかな?なんか良くわからないけど、今時の子供はそんな風に少しずつずれた親の価値観を基準値にして育って行くんだろうなあと。

露出も構図もなにもないけど、結構いい写真撮るのはみんなが微笑ましく見守ってるからで、後はシャッター切ることになんのためらいもないからなんだろうな、と。デジタルかどうかすら考えることもないんだろうし、今までの結果をみてても、撮ること自体が楽しいようで(お父ちゃんに似てる)その後のことには特に興味がない。撮って、プレビュー見て、「お父ちゃん、これブレてるから捨てといて」とか言うけど、後から見返すこともないしいい悪いとか考えてる様子もない。とても純粋に撮ってる。

明らかに不釣り合いなバランスのデジタル一眼を使いこなして、モード選択のダイヤルを露出のダイヤルかズームの設定くらいの勢いでぐるぐると回す。邪気がないからそれがハマって絶妙なのを撮ったりもして、いずれにしても本人はとても楽しそうだ。これが、Eye-Fiを通じて、撮ったやつがすぐつながずにテレビで見れるようになったりすれば、また違った感じで楽しむようになったり、同世代の子供と違った写真体験をするんだろうか。

そもそも幼稚園の写真だって、壁に貼ってあるやつに丸つけてプリントするとかじゃ無くて、ネットでログインして、保存できないようにとFlashウォーターマークつけてるのを見ながらカートに入れてデジタルでダウンロードできる時代なのだから、写真というものの体験は全然違うもんなあ。

子供を見てるとなんだかいろいろ楽しい。いろいろね。