1/17、16年目の幸福論

今年もまた、1/17がやってきた、と毎年日記に書いている。今年も僕は生きている。自分の意思だけじゃなくて、事故や、災害や、そういうタイミングみたいなものをすり抜けて、なんとか生きているよ。

亡くなられた方に黙祷
生きているという幸福に感謝。

読み返したら去年は日記を書いていなかったのだけど、でもまあ、この日は何となく特別な日なので、生きてる事や自分の幸福について考えようと思う。

今年は、やっぱり今までとは全く違った気持ちでこの日を迎えています。大阪だって上町断層があるのでいつ何が起こるやらなんだけど、古いマンションながらも持家を手にすると「地震で全壊とか、勘弁してくれ」と思うね。なので神戸の方の心中は察するのが怖いなあと思う部分もあるけれどね。

家はまあまだいいとしても、子供が生まれて、その成長をずっと見守ってきてるとそれがどんなきっかけであれ失われてしまうというのは耐えられないだろうな、と。

フランスに留学してて、関西人のくせに地震を体験せずに過ごして来て、震災のニュースにはやっぱりどこか冷めた目線で接してるところはあるけれど、でもあれだ、いろんな事を考えるきっかけを与えてくれたのは事実だ。今年もきっといろんな事があるだろうな。気持ちや思いを1つずつ大切にしながら今年もがんばって生きて行こう。