お姉ちゃんがいるから大丈夫よ。

朝、食事を終えて寝室に戻ると息子が愚図ってる。娘は布団に入ってたのだけど僕が来たのに気付いてむくっと起きる。前なら目が覚めてお母ちゃんがいないと泣いてたのにな、なんて思っているとおもむろに息子の方へ歩み寄る。

「よしよし、泣かないのよ」

あかん、娘萌えだこれ。たまらん、かわいい。

お母ちゃんはご飯の準備してるよとか、お父ちゃんお仕事やからねとか一通り挨拶して話をすると、着替える僕を横目に息子に歌を歌ってあげる。「ぽっぽっぽー、はとぽっぽー」と歌のチョイスはさておき息子をあやそうと必死。うわ、なんかすごいもんみたな。

泣き止まない息子に「お姉ちゃんがいるから大丈夫よ。」と優しくさとし、「一緒に寝たげるからね」と布団にはいる。そこで一緒に入るのじゃなくて息子にかけてある毛布を取り上げて一人だけ毛布かぶってたのはまあご愛嬌。いやはや、そんな事いうんやと改めて驚く。

息子のケアをしてるとヤキモチやいたりしながら見てたり、外出してもわたしもダッコ!みたいになったりするのだけど、親がやってる事って本当にちゃんと見てるんだな。僕や奥様が息子にしている事、そして娘にしている事。なんかね、ジーンと来ます。そして当然萌えます、これ。

こないだ見たブログに書いてて、奥様もそれを読んで「わたしもそう思うよ」といってたのが、両親が楽しそうにしてる姿を子供に見せる事が大事だと思う、という内容だったのだけど、いや、多分本当にそういうのって大切。子供のやる事は失敗と成功とをたくさん経験して積み重ねていく事で、話したり遊んだりいたずらしたりしながら何が良くて何がいけないかを考えたり判断したりしてるんだろうなと思うのだけど、だからこそコミュニケーションの成功例として、両親が仲良くしている事や子供に愛情を示してやる事、理解しようと務める事は大切なんだな、と。

娘がテンパったり取り乱したりした時にそっと抱きしめて「お父ちゃんがいるから大丈夫。」ってよく言ってるけど、多分娘にとってそれが何かいい効果があるから、そういう風に息子に対しても接する事ができるんだろうな。

いやあ、眠いけどなんが今日も頑張ろうと思いましたよ。うん。父ちゃんは頑張る。