テレビとメディアとインターネットのこと

MacBook Airが発表されて、なんだか最近のガジェット周りのニュースを見ていると一通りプレイヤーがそろったような気がするのです。演奏機器、というのではなく、登場人物、的な。なんとなく緩やかにつながっている。誰が真ん中で主導権を持つのか、なんかそんなことをいろいろ楽しく妄想できる状況になってきたような気がしますがどうでしょうか。

個人的に興味があってみているだけなのだけど、この辺がこれからどうなるだろうかの真ん中にいるような。

テレビはもうとてもテレビ的なんだけれど、映像、音楽、ゲームのコンテンツを楽しむためのインターフェースになっていて、例えばCDもレコードもプレイヤー単体で操作して聞いていたのだけれどそれがTVのモニタを通じて操作したり楽しんだりするような感じだろうか。

それでもまあ、DLNAは多分まだ一部のマニアのもので、我が家に新しく届いたAQUOSはネットにつながってなどないので寝室の小さいテレビでHDDレコに貯めたのを見るなんてことはされないままになるんだろうと思う。でもまあ、いろんな番組がレコに貯められて行って、それを週末や空いた時間に消費して行くというのが今多いんだろうなと思う。

だから録るのは簡単にできる様になったけど、見る方も簡単にという東芝の提案は面白いし、普及してるプラットフォームだからとiPadでできる様になるのも新しい。今まではなんだかんだと「ギガビートじゃなきゃダメ」とか「REGZAフォンと連携!!」とかだったけれどその辺が緩やかに変わってきたなという印象。自社製品囲い込みももちろん大事なんだけど、与えられたコンテンツじゃなくてユーザがそれを選んで楽しめる様になってきたような。

GoogleTVはアメリカでテレビ局から締め出されてしまったけれどそれもいい方向性なんだろうし、YouTubeがあるから実はそんなに怖くなかったりもするのだけれど。AppleTVも、日本では旧型が品切れで7万とかで取引されるようになってるけれど、新型がどの辺のサービスとつながって出てくるかとか、ストレージレスになったら他のMacをずっと立ち上げておかなきゃならんのかとか、となるとやっぱりiTunesiPhotoクラウド化は必須だろうななんて思ったり。

テレビとインターネット、というと短絡的にブラウザ搭載みたいになるけれど、そうじゃなくて自分のものでもオンライン配信でも、テレビとクラウドがつながることの方がだいぶと面白いことになりそうだなと思う。まだしばらくかかるだろうけど、HDDレコと同じ感覚でオンライン配信や自分の写真や動画が楽しめたらいいなあ。

PS3はほとんどゲームしてなくて、BD見るか写真見るかが多くて、まだ家でDLNA構築してないのであれだけど、iPhotoに貯めてるデータをテレビでみれたりするとかなり楽しいだろうななんて思うのだけど。家のなかでNAS置いて、クラウドに他のデータも置いてしまうと、大容量のHDDなんていらないし、そうなるとMacBook Airの64GBでも十分。ふふふ。いろんな記事を見て、Appleがハードとソフトを一緒に作ってるからAirに合わせて最適化できるというようなのがあったけど、確かにそれはハードのバリエーションが無限にあるWindowsAndroidにはできない芸当かもしれない。統合と分断。

ということで、いずれにしても引越しのタイミングでいろいろ買い物するので気になっていろんなことを調べたり、来月にはヨドバシであれこれまとめて購入したりするのだけど、いやはや、楽しみだ。エコポイントは11月納品完了が対象になりそうなのでもうかなりヒヤヒヤしてるけども。まあ、もともとないつもりでいるからしょうがないけれど。さて。