吉田牧場 牛と大地とチーズとの25年/ 吉田全作

吉田牧場の話が本になっているというので早速購入。千日前のジュンクで、平積みとまではいかな今でも、きちんと表紙を向けて並べられていた。

吉田牧場は、大学の後輩の吉田君の実家で、今まで何度か遊びに行っているのだけど、山の上にあるチーズ農家という、僕の普段の生活とはぜんぜん違う環境なのだけど、新婚旅行で遊びに行ってからなんだかんだと毎年行っている。いつもありがとう。

友人夫婦が母屋から離れて暮らし始めてから、父とは話す機会が少なくなったけど、最初の一回二回のうちは、お父ちゃんともいろいろ話をしたなあ。なつかしい。そんな、チーズの話や牧場の話、息子夫婦の話もちらほらと。友人の家の実情が乗ってると思うとなんだか恥ずかしいのだけど、それよりも人間的に深みがあって面白い牛飼いでチーズ農家の全作氏の話はなかなか面白い。

娘を初めて連れて行ったのは、1歳2ヶ月。同じくらいで考えればまだ遊びに行けるのは1年先か。早けりゃ次の春、と思うとそれでもまだ半年くらい。人数も増えたことだし次はテント持って庭でキャンプしたいなあ。都会暮らしの僕らには、たまにそういう時間が必要なんだ。彼らに取っては、山の暮らしにメリハリがないからたまには誰かに遊びにきてほしいと行っていたけれど、まあそれを都合よく解釈してる。

うまいワインと、酒の肴でももって、また遊びに行きたいものです。

吉田牧場 牛と大地とチーズとの25年 (ワニブックスPLUS新書)