東芝REGZAやRDがiPhoneアプリで操作可能になったこと

昨日投稿できなかったので今更ながら。

東芝は10月4日、同社製テレビやレコーダーなどをiPhoneiPadなどと連携させる「レグザAppsコネクト」を発表した。iPhoneiPad経由で録画番組のお気に入りシーン情報を共有したり、iPhoneiPadをリモコンとして使える、「クラウドを活用したサービス」という。

これはけっこうすごいことだなあ、と思う。東芝も例に漏れず、自社のテレビと携帯で連携させたりとかやってて、SONYの場合はそれにPSPとかPS3とかtorneとかも絡んでくるけれど、iPhoneも経由させてやろうというのは、日本のメーカーとしてはけっこうブレイクスルーだと僕は思うのだけど。

従来の日本の携帯電話を揶揄して「ガラパゴス」というけれど、それは何も携帯だけの話しではなくて、例えばシステムキッチンをとっても海外だとキャビネットメーカーと扉メーカーと水栓メーカーから必要なものを個々に選んだりできるというシステマチックなものだったりするのだけど、日本だと「TOTOのキッチン組み合わせシステム」みたいになっている。写真共有もflickrみたいに自由度が高い訳ではなくて自社サービスの中で全部できますよ、みたいな感じでそういうのが全体的に見えていてユーザとしてはなんだかいろいろ残念な感じになってるのだけれど。

iPodMac向けの変わったgadgetからWindows版を出して勢いよく売れだしたときにレーベル各社や携帯メーカーがやったことや、iPadが出たときに出版社各社がやったことなんかもそうだったけど、まあ当然Appleに与しておいしいところを持っていかれるより、プラットフォームを自前でやった方がいいし、Apple東芝も企業として社会貢献とかそういうのはあるだろうけど、私企業が営利目的でやってることなんだから、そりゃ我がの利益の確保ってのは大切だろうしどうともいえないけど。


iPhoneユーザなので、iPhone対応は単純に嬉しいけれど、それよりも普及してるプラットフォームだからとiPhoneが選ばれたこととか、ネットワーク経由で家電と繋いでiPhoneが使えるようになるというのはなかなかすごいことだなあと思うのですよ。関連ニュースをみてると、めちゃくちゃiPad欲しくなるものなあ。


録画革命、とまで言い切っているけれど、問題はそこまでしてみたい番組がどの位あるのかということだ。どうなるのかなあ。Google TVも詳細情報が出て来てなんだか面白そうだなと思うし、そういう意味ではAppleTVは出遅れたような気もするけど、据置型iPodとしてはやっぱり旧型欲しいなと思うのですよ。

片岡氏は、「VHSで録画第一革命が起きて、HDD録画で第二革命が起きた。Appsコネクトでサードインパクトになれば」と話す。彼らが狙う革命とは、「撮る」ことから「使う」「見る」ことに関する革命なのである。

やばい。何がヤバいって、買おうと思ってるZS1が対応機器に入っていないことだ。レコーダー買うかなあ。いや、それがいらないからHDDで撮れるREGZAがいいんだけどなあ。さて、どうしたものか。