ただトモ夫婦、の記事を読んで

朝から見かけた記事で、なんだかなあ、と思いつつ何となく気になったので書いておく。

1年半前から取材を続けてきた20〜30代の夫婦の言動は、「ただトモ(ただの友達)」と命名せずにいられないほど、衝撃の連続だったのだ。

ただトモて、またいけてないネーミングと思いつつ、読んでみるとなるほど、ああ、こういう人らおるなあと。結婚したけどただの友達同士みたいな、それぞれ1人の時間も大切にする、というような夫婦関係。いやはや。

彼らは幼いころから、当たり前のように男女平等の学校教育を受け、就職する時点ですでに「均等法(男女雇用機会均等法)」が施行(86年)されていた。その上のバブル世代(40代)に比べて、圧倒的に平等志向が強い。

って、それが原因なのかはわからないけど、まあ確かに男女平等もフェミニズムジェンダー教育も、家庭とか男女の関係とか、そういうのの既成概念を壊して個人にクローズアップさせるためのものだからそりゃそうなるよな、と。あれだ、だから多分ゲゲゲが人気あるんだと思うよ。逆にね。

僕ら夫婦は結婚する前の期間が短かった上に遠距離恋愛してたので、何か今でも家族で一緒に過ごす事はすごく普通の事になってるけど、まあ友達の話を聞いていても必ずしもそうじゃないんだなあとびっくりする事もあります。友達と飲みに行くとか休みの日に嫁子供ほっぽらかして遊びに行くとか、それ自体を非難するつもりは全然ないけど勿体なくて全然できないなあなんて。

まあ、その辺は人それぞれですね。いろんなやり方がある。女の人が仕事して自立して社会に出る事自体はいい事だと思うし、女の人だからできる事が多いのもいくつでも目にしてる。奥様は子供できてからもうすぐ4年仕事してないわけだけど、まあ、大手で産休取って数ヶ月で復職とかしてたらうちも何か違ってたんだろうか。んー、どうだろうね。

対する夫はどうか。これがまた驚く。同調査で、「夫婦一緒の時間(を充実させたい)」と答えた夫は9%増え、40%に達しているのだ。逆に妻では、同じ声が20年前より9%減り、26%に留まった。

 つまり働く夫たちは、不況の影響もあって「早く家に帰りたい」「妻や家族ともっと触れ合いたい」と感じているのに、妻は「ひとりになりたい」と強く希望する。この20年間で、夫婦間のギャップがグンと大きく広がってしまった格好だ。

おっと、我が家は、さて、どうだろうね。ははは。気ままに、友達誘ったり1人でフラフラ出かけたり、子連れで行きにくいようなところへあれこれでかけたり。そんな生活ももうすぐ丸三ヶ月になるけれど、いや、もう飽きた。夜中仕事して、明け方娘に叩き起こされたり、オシッコいっぱい吸い込んだオムツを顔に押し付けるくらい寝返りうったり、寝かしつけてそのまま寝落ちして、やろうと思った事が何もできなかったり、フェス行ってる人の楽しいつぶやきをチラチラ眺めたり(タイコクラブ?何それ?)、そんな生活でも奥様と子供がいたらすごく楽しいんだけどな。僕が求めてる事は本当に単純な事なんだ。

子供はいつか家を出て行くから、せめてその日までなるべく一緒に楽しく過ごしたいな。奥様と話したい事も山ほどあるもんなあ。うむ。

とりあえず、引用のリンク先は読んでみるとおもろいですよ。最近じゃ良くある話なんだと思うしね。ほなね。