娘とFaceTime

夫婦でiPhoneにして、1番やりたかったのはFaceTimeだ。ま、奥様と見つめあって、ではなくて娘とおしゃべりが目的なんだけれど。

仕事が一旦区切りがついたところで連絡して、画面に出て来たのは奥様と娘。多分2人でちょこんと待ってたんだろうな。早速喋り出す娘。テレビ電話なんて普通の携帯でも(使ってるかどうかは別にして) できる事とは言え、ITの最先端の技術なんだぜ、とか、思いの他フレームレートも高くてスムーズに見れるなあとか三歳児には全然関係ない。シャンプーハットかぶってこっちをみてる。なんだあれ。

なんか、そういうもん、って思うんだろうな、なんの違和感もなく。前に一度僕が磐田にいる間にじいちゃんとiChatビデオチャットにチャレンジしてみたので多分それと同じ感覚なんだろうね。画面があって知ってる人の顔が映って普通に喋れる。ま、Wi-Fi経由だから同じ事なんだけどね。ねえ、知ってるかい?この電話には10年前に「スーパーコンピュータを超えた」とか唄われていたiMacより高速なプロセッサが乗ってるんだぜ?(村上春樹風に)。

デジタルネイティブ英才教育を施して行けば、当然小学校に上がる頃には自分のiPhoneが欲しいとかiPadが欲しいとか言うんだろうな。「お父ちゃんっていつまでiMac使ってるの?今時小学校でキーボード使ってる人なんていないよ」なんて言われるんだろうな。テレビ見てても「トイレ行くからちょっと止めて」とか言うもんな。やれやれ。

ま、奥様と話す分にはホワイト家族で無料で話せりゃ十分。でも娘とは顔を見て話したいなあ。デジタルでもバーチャルでもいいんだよ。長らく会えないからその隙間が多少なりとも埋まるのならば。

ま、嬉しそうだったからいいや。あるいは妹に買ってもらったシャンプーハットのおかげなのかもしれないけれど。いやはや。