生後4日、退院した日

朝から奥様と息子を迎えに病院へ。いろいろ検査があったり診察があったり手続きがあったりして、結局病院を出たのが12時前くらい。しかしなんだ、生後4日の子供を乗せて運転するというのは本当に神経を使います。普段でももちろん家族や人の子供を乗せるとよけいな緊張するけど、首も据わってないしなにかとドキドキ。で、家に着いてほっと一息。

帰ると娘がばあちゃんと笑顔で待機。「みてみて、ライオン描いたんだよ」とうれしそうにお絵描きの成果を見せてくれる。相変わらずこちらもマイペースだ。敵が乗り込んできたのでさぞかし心中穏やかじゃないだろうと思っていたけれど実はそれほどでもないということがなんとなく感じ取れる。

やっぱりいろいろと気にかけているし(そういう期待を感じ取ってかもしれないけれど)、飼っているシーズーが赤ん坊に寄りかかろうとすると「コラ!だめじゃないの!」と普段怒られているまんまに犬に怒鳴りかかる。寝かせているときも「赤ちゃん見に行こうか」というとうれしそうについてくるし、奥様の弟君が仕事から帰ってきたらうれしそうに「さっきねんねしたんだよ」とか解説してくれる(弟君のことが好きらしいというのもあるんだけど)。まあ、大変は大変だけど、思っていたよりは何とかなりそうだ。


友達が使ってて好評だったタミータブをAmazonで注文したのが届いて、早速沐浴してみたり、今日初めてオムツ替えにチャレンジしてみたのだけど、男の子はほれ、ナニがナニして思いのほかオムツが大変だったりとか、お風呂入れる前に肌着とオムツをセットしとくのとか、いろんなことが懐かしすぎて不安になったりドキドキしたりして、これはなかなか楽しい。まあ、実際にはあとは慣れだと思うんだけどね。沐浴した直後にウンコしたり、奥様が「授乳なう」ってつぶやいてみたり、まあとりあえずはなんとかやっていけそうな気がします。

楽なことなんてぜんぜんないだろうし、子育てなんてそんなもんだ。今も息子は泣いているし奥様はちゃんと90〜120分ごとに授乳している。うんこは飛ぶし指はすわれるし胎脂もまだ取れない。あさってで大阪に帰ると奥様がしばらくは一人で二人の面倒を見なきゃだし、帰ってきてからも僕が仕事もって帰ったら致命的に大変になるだろう。でもまあ、そんなもんだ。自分で選んだことだからね。

これからさらに新しい命と暮らしていくという、一人の子供の成長を見守っていくのとはまた違ったフェーズに入っていくので、楽しみでもあり不安でもあります。

と妊娠発覚のときに書いたけど、まさにこれから新しいフェーズが始まるのだ。今までと違って当たり前で大変であたりまえ。でもまあ、なんとかなるだろ。やるしかない。てことでなんとかがんばりましょい。