新しい内閣の発足に期待することは保育所の規制緩和のみ

さらにおかしいのは、認可保育所のフルタイム勤務優先という要件だ。
これでは、休職制度が充実していて、復職が保証されている一部の大企業と公務員だけが公立の認可保育所に優先して入れることになる。
結果、そういう人たちに税金が最大限使われ、中小企業や非正規雇用の人は自腹で高い金出して無認可に行く羽目になる。

これね。卵が先か、鶏が先かという歌、娘が好きでたまに歌ってるけどまさにその通りだ。フルタイム勤務じゃなきゃ保育園に入れないし、保育園に入れなきゃフルタイムの仕事は見つからない。結局育児休暇とか産休とかちゃんととれる大企業の人だけが恩恵を被るのだ。おかしい。

あれもそうだ、URに入居するのにある程度の収入が必要なのにしても、公的な家賃補助的なものが必要なのはワーキングプア的な低所得層なのに、結局URとかで安く物件を借りるにはある程度の収入が必要で足切りがあるとかって、必死に働いてるのになんだか大変な僕みたいのはどうしたらいいんだ、プンプン。まあ、その話がしたいわけではないので良いけどさ。

子供手当も満額支給は見送ることになりそうだけど、ばらまきもいいけど制度の整備とかそういう「子供を作っても大丈夫そうだ」的な環境をちゃんと用意してほしいなと思いますよ。規制とか既得権益とか、そのへんをがつっとやるのは民主党の政権じゃないとむりだろうしなんとかしてほしいと思うけれど。いや、まあ無理だろうな。蓮舫大臣は与謝野さんにぼろくそ言われてるのが過去の国会答弁の動画とともにネットで出ているし、ん〜、まあ、どうだろうなあ。当事者だから思うのもあるけどね。むむ。子供手当の申請書類を投函しながら、何となくそんなことを考えたので書いておこうと思ったわけです。