ママ友とかパパ友とか

友達というのはふつう、「友達を作らなくては」というような強迫観念に駆られてつくることはあまりなく、「気がつくとできている」というようなものだと思う。けれどママ友に関しては、「ママになったのだから、ママ友を作らなくてはならない」というような、不可解なmust臭が漂っている。それはおそらく「(自分のためだけでなく)子供のために、ママ友は居た方がいいのではなかろうか」という、「母親としての義務感・責任感」に起因するものではないか。

なるほど、なんとなく思い当たるところがある。ママとパパでは事情は違うのだろうけど、でもあれだ、「パパだから」という理由で仲良くなれるかは微妙で、もともと友達だった人が同じタイミングでパパになった、てのがやっぱり気楽だし楽しい。

僕にとっては地元だけど、奥様は特に知人がいるわけでもない大阪の僻地でもう2年も暮らしていて、それは本当にすごいことでありがたいなといつも思います。アグレッシブに友達を作るタイプでもないし、そういうのもやっぱりなんだしなあ、と。まあ、学校に行くようになれば変わるのかもしれないけれど、とりあえず別に今のままでたまにでも友達とあったりできればそれでいいやと思います。

ちなみにツイッターで「ママ友をつくるのが苦手です」と何度かつぶやいたことがあるけれど、その度に「私もです」という人が多くて驚く。そうすると「ママ友をつくるのが苦手なママ」同士がママ友になるという、非常にシュールな展開が待っているのでぜひ、やってみてください。

これ、ちょっとぐっときたね。あるある。