観心寺保育園の園庭解放に参加

先週から、保育園の園庭解放に娘が参加している。事前申し込みしておいて週に一度集まって遊んだりしている。河内長野の支援センターの会合みたいのにいったり、前は3B体操に通ってたりしてたけど、支援センターのは「子育てする母親を支援」という感じなので子供自体のために、という側面は弱そうな気もする。もちろん子供は子供で遊んでいるのだけど。

観心寺保育園は、子供を山で放して遊ばせるような、チルチン人とかそのへんで取り上げられそうなタイプの保育園。具体的にみて来たわけではないけど、裸足で走らせるとか、子供のことは子供にやらせるというような。おかげで大変人気がある。

娘自体は、人と一緒に遊んだりするのが苦手なんだけど、それでも楽しそうにしているというし、親としてはなんか少しほっとする。で、そこで奥様が園長先生に聞いて来た話。

子供は同じ手遊びや歌を繰り返しても飽きることはない。
日々の中で大人の決めた事がいっぱいあって、あれダメこれダメが多いことを、子供は不条理に感じている。でもそんな中で、自分の知ってる歌や遊びというのは唯一子供にとって納得のできるものであり、自分の思っている通りに進行することに安心感を得るんだとか。絵本も同じで、毎日同じ絵本を読むことは寝る前の安堵感を得るのに最適なんだとか。種類はいっぱいいらない、というのだそうだ。

カツーン、とやられたような気がします。

おもちゃも絵本も「あれがほしい」と子供が言うけれど、結局は数を買ったりするのは親の満足とか罪悪感とか、そんなようなことなんだろうな。保育園でもらって来るチラシというか保育の様子を書いた紙みたいなものをみていると、芯が通って素敵なところやなあと思いました。こういうところに子供を預けたいなあ、と思うけれど、保育園はなかなかにハードルが高い。少なくとも僕の環境では、ということだけれど。


早期教育とか全然興味がなくて、子供は楽しく遊んでたらええと思うたちだけど、来年引っ越してからは保育園に預けることとかも現実味を帯びてくるので、そうなると安心して預けられるところってのがあるといいなと思ったりします。何でもかんでもは難しいけど、いや、それって難しいことなのかなあと思ったりしてね。毎週遊びにいくと思うので、また面白いエピソードがあれば書いてみたいと思います。