TIAAと文化的雪かきについて

TIAA (Tokyo Interactive Ad Aword)というWEBの広告大賞みたいなやつが発表になって、うちの会社で出していたやつは惜しくも選から漏れた。残念だけど仕方ない。選ばれてるやつは何かと話題になってたり「こんな感じの」とお客さんから言われたりこっちが言ってたりするようなやつで、まあ順当なのかなあと思ったり。

ちゃんと1つ1つみたわけじゃないけど、いまだにFlashサイトは強いし、インパクトとか動きの面白さでいうといくらAppleAdobeがもめようがどうしようがFlashはこれからも主流なんだなと思わされます。

バスキュールやカヤックみたいな、華のある有名な会社がいくつか入賞したりしてるのをみるとやっぱり相当きついんやろうかとかどんな進行管理してるんだろうかとかまあそれなりに職業上気になるところはたくさんある。ウェブのトレンドとか新規サービスがどうとかってのもあるだろうけど、企画考えてええクリエイティブ作って、お客さんに「どや!」って見せて気にいってもらえて、それで結果として話題になって喜んでもらえたらやっぱり楽しいだろうなと思います。賞が全てでは無いけれど、まあ、でもね。


文化的雪かき、というのを村上春樹のダンスダンスダンスの中で書いてあって、あれがなんだか象徴的で的確で、哀しいけれどこれって戦争なのよね、みたいな気持ちになります。別に自分の仕事を卑下するつもりもないし、目の前にいるお客さんとか案件とかそう言うのを考えながらちゃんとええもん作る事が大事だなあと思うわけです。

だからやっぱり自分の関わった仕事の事を誰かが話してくれているとか、作った携帯コンテンツが使われててtwitterのアイコンになってるとかそういうのをみるとなんか嬉しくなるものです。なんの話がわからんようになってきたな。

とりあえず、雪かき的ではない、いい感じのサイトを今年は作りたいものです。1つずつがんばろう。