今更ながらにフィルムカメラ

仕事中に友達からの電話。「ところでさあ、ライカってどうなん?」って、おい、何を聞いている。こっちは連日仕事中だとなんども、、、

前はOLYMPUSデジイチを使ってた友人が、結婚を機に、というわけでもないと思うけどNikonD5000(だったと思う)を購入した。羨ましいよ、正直ね。まあいいけどさ。一緒に買ったレンズはSIGMAの明るい単焦点、30mmだか35mmだかで、それもまた羨ましい。明るいレンズ、いいなあ。

そんな友人がいきなりライカである。そもそもでいうと僕がライカ好きだとか言ったわけでもないし持ってるわけでもない。そもそも触ったこともないんじゃなかろうか。「どうだろうね、いいって言うけどけっこういい値段するよね」くらいしか答えられない。まいったな。でもあれだ、そもそもD5000持ってるなら、F5とか買えばしあわせになれるんじゃないの?そもそもなんでフィルム撮りたいの?と。


今となってはフィルムカメラなんて、かなり高尚な趣味だなあと思いますよ。仕事で明確にフィルムでないといけない理由でもなけりゃフィルムで撮るメリットなんてそんなにないと思う。エコじゃない。うん。でもまあ、もちろんレンズとかフィルムの味とか、そういうものを全否定するつもりは全然ないんだけど、そういうのも含めてやっぱり趣味として楽しむものだなあと思います。


でもあれね、デジタルで気軽にきれいに撮れてしまうのは、子供の成長を記録したりとか、動き回るちびっ子を追いかけるのにはやっぱり便利だし大きなおもちゃで楽しいのだけど、シャッター一つ一つに対しての緊張感みたいのはないよね。100枚撮って、20枚くらい選んで捨てて、その中で気に入ったのが1枚あればよしとしてしまうのとか、やっぱりなんだか寂しい気がするわけです。

さて、そろそろ暖かくなってくるし、ピクニックの季節で表に出かける機会も増えてくる。久しぶりに白黒のフィルムなんて入れてみて、ちゃんとF3で撮ってみようかと思ったりもしますよ。昔みたいな感じでは撮れないかもしれないし、今撮る写真は当然昔とは違ってくると思うけれど。さてさて。


とりあえず、フィルム買おう。そうしよう。
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