和歌山で農家の手伝い

友人の実家で柿の畑を手入れするというので、焼き芋大会という名目に吊られて行ってきた。多分明日は身体が悲鳴挙げそうな気がする。

朝、いつも会社行くのと同じくらいの時間に家を出て、トンネル越えて橋本へ向かう。30分走ると紀ノ川が広がるところまでたどりつくので、河内長野って不思議なところだ。学文路の駅前で待ち合わせ、友人は既についていた。それからずんずんと山を登って畑にたどり着く。ナビは完全に圏外。おそるべし和歌山。
えらいところに来てしまった

みはらしの良い岡の上にある畑で、枝打ちされた下記の枝をひたすら拾う。かがんで、斜面を下って、肉体をひたすら酷使。普段デスクワークなのでこうやって休みに身体を使うことも必要だ。スポーツでもいいんだけどね。もちろん。
紀ノ川を見下ろす

友達のとこはというと、結婚して4年、毎年のように畑を手伝いにきてるので勝手知ったる感じで、しかもちびっこは休みの度に連れてこられるので多少の斜面も気にせずどんどん行く。男の子は強い。
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娘も普段来ないような山の置くで、葉っぱを触ったりてんとう虫を眺めたり、妊婦の奥さんと一緒に楽しそうに遊んでいた。よかったよかった。やっぱり、河内長野は田舎とはいえ住宅街の中なので、こういうがっつりした感じはなかなかない。庭で遊んだりするのもまあここと似たようなものかもしれないけど。でもあれだ、いずれにしても子供がちゃんと土を触って食べ物を造る現場に踏み入れることは大切なことだ。大人にとっても同じく。毎日ずっとそこで生活するのは大変なことだし僕はできないと思うけど、でもこうして身近に寄せてもらえる場所があるというのは幸せなことだ。たまにふらっと寄せてもらって、「そういう感じ」を体験できればそれで十分なんだ。幸か不幸か。


そして作業が終わったらちょうどほくほくの焼き芋タイム。
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ずいぶん疲れたけど楽しかった。
帰り際に軒先になってるレモンをいくつかもらって買える。「じいちゃん好きかな?」と調子良くしゃべる娘。じいちゃんが毎日レモンティーを飲んでいるからだ。ふむ。
レモン


僕は明日の身体が心配だ。終わってから銭湯に行って背中もマッサージしてもらったけどね。さてさて。