南船場に髪を切りにいく

たまに話に出てくる南船場の美容室に、久しぶりにいってきた。いつ以来だろうか。最近は近所の床屋ばかりいってるので、色々報告を兼ねていってきた。話す事があるから美容室に行くのだ。なんかそんなもんじゃないだろうかと僕は思う。

もちろん、7年も髪を切ってもらって、その間に僕は3回転職して(と改めて考えるとだめだなあ)美容師さんは独立して店を初めて、二人の子供に恵まれた。結婚式のセットも御願いして、予約が無かったからと会場まで足を運んでくれたりとか。なんだかずいぶんと昔の話みたいだな、前の店にいってたのとか。

家のこと、子供のこと、仕事のこと。なんだかいろんな話をしたなあと思うのだけど、結局のところ店は人で、人が店だから、わざわざ休みの日に南船場まで髪を切りにいこうというのは、人に会いにいくようなもんだなあと思うのです。花屋には配送ばかり御願いしてて直接出向いてないのだけど、それもまあ同じようなもんで、結局は人がいるから店って魅力的なんだな。

いつもブログを熱心に見てくれてるので、こんなこと書くともう半分はラブレターみたいなもんだけど、人生の先輩(という言い方はあまり好きではないけど)というかパパの先輩として、人の話は聞いてみるもんだなあと思い知らされます。うちは奥様も大阪に出てきてからずっとその人に切ってもらってるので、帰ってからそんなことを話すと「そやな、話しにいってる感じやな。今日は報告に行ってきたんやろ?」と。

義父は床屋さんで、帰省した時は僕も切ってもらうのだけど、いや、本当に良くしゃべる。二人きりで、鏡の前で向かい合うというおかしな関係なので、やっぱり髪を切ってもらう人は合う合わないてのは技術以前に人間的なところがおおきいね。

てことで、楽しい一日でした。