クリムト、シーレ ウィーン世紀末展

昨日の土曜日は、行きたかったクリムトの展示を見にサントリーミュージアムへ。世紀末のウィーンの作品を集めた展示で、クリムトとシーレがメインなんだけど、点数としてはそれほど多くなくて、同時代の印象派や分離派などの作品がどちらかというと中心。

正直なところとしては、もっとクリムトが見たかったのだけど、まあ、その辺はしょうがない。学生の時にウィーンでたらふく見てきて堪能してきたから、まあ、しょうがないか、と。シーレはその時にクリムト以上に衝撃的だったのだけど、こっちは結構な数があって満足。いや、でもクリムトのデッサンとかがいくつかあって、これがなんというか凄まじくて言葉がありません。ん〜。

自画像を描かなかったクリムトに対して、自己の探求として自画像を多用したシーレ。なんかその辺のことを色々と考えさせられて、さらに外でやってた学生のアート展みたいなのをみて、表現することとか自己の探求とか、学生の頃に写真やってたことを思い出したり、今時分は父親として娘に何を伝えたいのかとか、そんなことを色々と考えたりしました。いやあ、美術の展示を見に行って考えることって、本当に色々代わるもんですね。

ちなみに、昼食を天保山の○丈(まるじょう)というラーメン屋で食べました。「東大阪高井田風しょうゆラーメン」というのを食べたのだけど、これがかなり美味。おいしかったです。濃いめのしょうゆ味、麺はまっすぐの太麺。ご飯が進むこと。

高井田風中華そば
娘も米食べずに麺をすすってました。うん、うまかった。大阪のご当地ラーメンで高井田系というのがあるんですね、なるほど。また食べてみたいな。調べてみると本家とはひと味違うみたいなことだったけど。結構好きでした。ラーメンの味なんて、タイミングですね。とんこつなんて無理!と思う時もあれば、ぎっとぎとのが食べたくなる時もあるし。うん。

それでもやっぱり横綱はたまに食べたくなるな〜、と関係ない話でおわります。では。