友人の写真展を見に行ってみて

さんざん写真のことやカメラのことを書いてるくせに、ブログに「写真」というカテゴリーが無かったことに今さら気づきました。まあ、そんなもんです。

さて、今日は友人が出品してた写真展を見てきました。
>関西御苗場2009

イベントの趣旨としてはこんな感じ。

若手写真ファンたちにとって、今必要なのは自分達の表現と能力を発表でき、かつそれが正しく評価される場所です。御苗場に挑戦する若い作家たちは、写真のレベルには差があるにせよ、表現に対しての情熱を持っている「撮り続ける写真ファン」たちです。御苗場には、そういった「写真ファン」による約131ブースの”作品”が展示されます。

なるほど。「レベルには差があるにせよ」というのが実際のところで、玉石混合、という感じでしたが、いや、楽しかった。久しぶりに白黒のプリントを見て少し興奮しました。写真はやっぱりプリントを見ないといけないなあなんて当たり前のことを再認識。
20091018 NIKON D60 No.27

学生の頃、一年だけ写真部にいて、その後バカみたいに友人と暗室作ったり写真展を学内外で開いたり、卒業式の前日にホテルでフランス料理食べる晩餐会みたいのがあるのにも参加せずに卒業展の搬入したり、なんだかあれな感じの学生時代でしたが、卒業してからは普通にカメラ持ってるだけの男の子で、子供が出来てから再燃してきた感じですが、いやはや、写真はやっぱり楽しい。

最近では奥様もカメラにはまってきてて、奥様は映画研究会出身で映像の仕事してたりしたものだから、動画にこそ興味はあれ写真なんて、ってタイプだったのに、Nikon F3のシャッター音に惹かれて写真を始めたなんて代わった人で、ま、とにかく最近のわが家はすごく写真づいているのです。

20091018 NIKON D60 No.78

夫婦二人で一眼レフを抱えて公園で子供を撮っている、という怪しい感じですが、ま、それはそれ。うん。いやあ、何が書きたかったのか忘れてしまいましたが、とにかく、会場を見てて「これなら僕でもいけるなあ」なんて思ったりもしたけど、今は別に昔みたいにややこしい写真を撮りたいわけでもなく、誰かに見せたい、見たいのよりも、奥様や娘の写真を撮って後になってにんまりと眺めたいだけで、その辺の記録としての写真と「人に見せること」を前提とした写真はやっぱり別物だと思うし、さらにいうならiPhoneでさらっと撮ってtwitterflickrにアップしてみたりするのは「ネタの共有」みたいなもので、それもやっぱりまた別のものだよなあ、と思ったり。

ちゃんと写真やってみたい、というのもあるけど、でも結局一眼レフを買って半年、RAWで撮った写真はほとんどなくて、しかも大きくて大変だからと写真はカメラのフルサイズ(3,872 × 2,592)で撮ることはほとんどなくて、JPEG撮って出しのMサイズ(2,896 x 1,944)だしね。いや、記録だからそれで良いと思ってるんです。現像ソフトも結局買ってない。G5にメモリ1.5GhzじゃRAW現像には十分じゃないらしい、ということがわかって一気に冷めてしまった感じです。いや、そんなもんですね。メモリも増やしたいし、HDDも入れ直したい。それより子供と遊んでると、休みにゆっくり現像したりなんて出来ないしなあ。言い訳かもしれませんが。

ま、あれです、本当に感動的な写真というのはやっぱり素敵です。いくつかしかなかったし、いや、そう思うとみんな何かを伝えたいという意思見たいのがあって、一生懸命がんばってるという意味では、奥でぐだぐだ言ってる僕よりもよっぽどすごいんだなあ、なんて思うのですが、いや、でもまあ、写真は面白い。とりあえず今は撮ってるだけですけどね。うん。