映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!を子供と見に行った

子供たちへのクリスマスプレゼントは妖怪ウォッチの映画の券、なぜか親子ペアチケット。ということでみんなで連れたって映画見に行って来た。

妖怪ウォッチ初めての映画で、誕生の裏話を、というシンプルな内容。これからはもっとドラえもん的なのとかドラゴンボール的なのとかになって行くなだろうななんて重いつつ。映画館は子供が大量にいて、どちらかというと男の子が多かったけど娘と行ったプリキュアとは全然違う感じだったな。そして息子は初めての映画鑑賞。

子供向け映画らしいシンプルでちょっと説教くさくて突っ込みどころ満載で、普段のテレビシリーズ同様いろんな映画や漫画のパクりとオマージュとリミックス満載。子供にはわからんのだろうけど、大人が見ててにやにやするような小ネタも仕込んであってこっちも面白いのもいつも通り、しかしまあ子供の好きそうなシンプルなギャグ漫画だなあと改めて思う。


ポケモンはそんなに追いかけてみてなかったけど、バトルよりもギャグの優先順位が高い感じなので小さい子供にも広く受け入れられるのも納得。「なにが面白いんだかねえ。」は子なしの人が言ってる分にはいいんだけど、こういうのって結局何が面白いのか子供が何に夢中になってるのか、どういうことを面白いと思っているのかを彼らの領域を邪魔しない範囲でちゃんと理解して理解を示してやらんといかんのだろうなと思いますよ。くだらないと言ってしまうことはとても簡単で、それを言い出したら僕が子供の頃でいうとおぼっちゃまくんDr.スランプついでにとんちんかんもハイスクール奇面組だって相当下らない上に下品でばかばかしかった。誰だよ高橋名人とかありがたがってたやつって話。

でも、今は彼ら(子供たち)の時代で、彼らは彼らのヒーローなりギャグなりが原体験になって大きくなって、ビックリマンとか牛乳のふたでベッタン(メンコのことをそう呼んでた)して遊んでたのとかミニ四駆改造したりしたのとかと同じように、大きくなってから「子供の頃って妖怪ウォッチとかあったよねー」みたいに飲みながら話したりするんだろうから、それを大人がやいやい言ってしまうのは野暮ってもんだなと思います。大人が子供以上に盛り上がってしまうのもまた野暮なんだろうな。いや、やいやい言いながらそれでもくぐり抜けるみたいに楽しんでればいいんだろうね、多分。


映画みながら歓声を上げたり踊ってみたり、彼らなりにかなりいっぱい楽しんでるみたいだったのでよかったなと思いますよ。最後に来年の第二段予告編も流れてたけど、子供らが行きたいと言ってる限りは連れて行ってやろうかと思いますよ。耐性がつけば他に面白そうなファンタジーだのSFだのも連れて行きたいけどね。小学生の頃に親に連れられて見に行った映画とか映画見た後に難波とかに出てご飯食べに連れて行ってもらったこととかやっぱりなんとなくでも覚えてるもんね。ということで全然妖怪ウォッチの話になってないけど楽しかったです。