子供を「授かる」ということについてふと思うこと

会社で打ち合わせしてて、ふと29-39くらいの既婚男性5人だけで、なぜか話の流れで不妊治療云々の話になった。「そうそう、あれやで」みたいな感じで気がつくと5人中3人が治療経験ありで、激務の代理店で「やっぱり仕事ばっかりしてたら精子も弱くなるってほんまやなー」みたいな話になったけど、それってなかなかナイーブな話だなあと。

男性が働きすぎてとか食べ物やストレスで精子が減るとか弱くなるとか、女性の子宮内膜症とか、なんとなくチラホラ聞いたりもするし、まあ昔に比べれば環境も違うけど楽しいことも増えて結婚や出産が遅くなるもの仕方ないわなあなんて思ったりもするけれど。でも、自分がそうじゃないというだけで、治療経験ある人がたまたまだったとしてもそんなにいたことは少し驚きだったな。


幸いにもうちはそういう苦労はほとんどなく、両家のプレッシャーみたいなものもなく(次男と長女なので何も気にしてない。少なくとも本人は)、ありがたいことに怒ったりイラついたりしながらも子供たちは2人ともスクスクと育ってくれている。まあ、健康上のというか発育上の問題もなくはないけどそれはここに書くような事でもないし、概ね健康である。便秘とか虫歯とかあるけどさ。

なので改めて、子供を授かるということとか、家族みんながともに健康であるとか、苦労はあるけど毎日ちゃんとご飯食べられてるとかそういうことはありがたいことだなあと改めて思います。ただそれぞれにフェイズというのかステージというのか、状況が違うからそれぞれに違う悩みを抱えながら生きてるんだけれど、だからこそ学ぶこととか親に感謝することとか、まだまだ自分でも甘っちょろいなーと思うわけです。


今よりももっと全力で、子供と向かい合わなきゃいかんなーと思います。娘は小学校に上がって半年で幼稚園の時より明確に外の世界とつながりを持っていろんな体験をしてることがはっきりとわかるし、息子も家でお姉ちゃんと遊んでばっかりだったのが幼稚園に行きだしてだいぶ活発になってきたなと思う。あれが好きだのこれが嫌いだの、反抗したり頭捻ったり、あれこれしながら生きているから、手を貸さないまでも、いつでもそばにいてやりたいなーと思うのです。そんな時間ももうたいして残ってないんだろうなと思うから余計に。

週末は個人的な用事で2日とも父親業おやすみしちゃうのだけど、朝だけでも子供らとちゃんと顔を付き合わせて話したりしたいなあ。なんとなくしんみりしてしまう夜です。