名古屋のリニア・鉄道館にいってきた

電車好きの息子が喜ぶところが見たくて、磐田の帰省からの帰り道に寄り道してリニア鉄道館に行ってきた。父ちゃんが見たいだけ?まあ、そうですよ。子供の行きたいってリクエストだけに応えてたらプールとイオンだけで夏が終わるものね。

早めにホテルを出たはずが、なんだかんだとゆっくりになってしまって到着したのは開館時間は少し過ぎてから。入り口は既に長蛇の列。電車好きのおっさんも多少はいるんだけど、基本的には同じような親子連ればかりで、ユニクロなんかのプラレールTシャツ着用率が極めて高い。名古屋からのあおなみ線もそんな感じで、あそこの親子連れもそうなんだろうなあと思うくらいには夏の定番スポットみたい。

JRの施設らしくPiTaPa互換で支払いできるというので面白がってやってみたらチャージの残額足りなくて素直に現金で支払う。あれ、関西でPiTaPa使ってると後払いだしオートチャージだし、事前にまとめてある程度の額を入れておくという習慣がなくて困る。でも、磐田→名古屋も2,000円したけどPiTaPaでそのまま払えるというのはなかなか便利。ようやく統一してくれたなぁと思うのです。


もとい、中に入ると早速実物の車両が諸々どーんと待っていて、これは流石にテンション上がるなあ。駅で見るような近寄っちゃいけないって感じもなく、通路も地面とホームの高さにあるから迫力の違いも楽しめる。僕自身は0系とか100系とか辺りの新幹線でかなり盛り上がったけど、さて、子供連れて行くとなると懐かしんでるわけにもいかない。息子は基本的に母ちゃんべったりだし、娘はあれもこれもと色々興味が散らかるのでじっとしてない(基本的にスペースさえあれば走り出す)ので二手に別れて別行動、である。よくあるやつ。娘が小さい今のうちは、なんだかんだとこの組み合わせで動くのがいいんだろうなあ。顔も同じセットだしね。

先頭で写真撮って、中に入れるやつはとりあえず覗いたり入ったりしてまた次へ。子ども向けのスタンプラリー見たいのもやってたので散らかりながらも色々見て回る。なるほどなあ、スタンプラリーってすごいなあ。人が多いので早めに食べるかと思ったら既に飲食コーナーはいっぱいで、屋外に展示してある旧式車両がクーラーも効いてるので駅弁買ってボックスシートに座って「本当に電車乗ってるみたいだねー」なんて娘もご機嫌で弁当を食べる。これがなかなか楽しかった。

人気の運転シミュレータは入場券に着いてる抽選券を抽選ボックスに入れておくのだけど、番号のレンジで2,000人くらいある中で、我が家4人分のチケットが見事に8名しか枠のないN700系シミュレータに当選!すごい!100人くらいが当選する在来線のシミュレータはゲーセンみたいな感じなんだけど、N700は実際の運転席のような、新幹線の先っちょとその前方にワイドスクリーンが拡がって、外から見ててもなかなかのもの。見学も出来るので羨望の眼差しか注がれるのである。

子供にやらしてあげたいと思ってたので後ろから撮影係でいいやと思ってたら高さが足りない(娘が座って前が見渡せない)というので父ちゃん自ら運転席に座ってムスメを膝に。いやあ、これは上がるよ。計器類眺めながら、両手にハンドル握りしめてスピード調整。子供と一緒にブレーキ動かしたりしながらいつもより遥かに開けた車窓には富士山や浜名湖。いつもは片側しか見えないけど、先頭だとパノラマだもんなあ。途中で息子と交代して名古屋までの列車の旅を楽しむ15分。いやー、楽しかったわー、僕がw


息子は全体的になんかよくわかってないながらも電車がいっぱいで楽しそうだったし、娘はスタンプラリーや触って遊べるやつが多くて満足げ。母ちゃんは電車全然興味ないのだけど、それでも東海がやってるだけあって東海道線走ってた旧車輌か色々でそれも楽しかったみたい。僕は自分が乗ってないような旧式車両はそこまでなんだけど、母方の実家が東京だったから小さい頃からずっと乗ってた新幹線が一堂に会しててそれがやっぱり楽しかったなあ。阪和線もないしはやぶさもないんだけど、帰りに記憶とWikipedia見比べてみて自分の子供の頃といえば0系も乗ったけどやっぱりかっこいいと思ったのは100系かなあなんて。奥様に「で、あなたの1番好きなんはどれなん?」って聞かれて考えてみて、小学生の頃にかっこいいと思ってたやつが自分のヒーローだなあなんて思い出したりしてね。


いやあ、テンション上がって気持ち悪いくらいには長文w ま、たのしかったですよ。電車好きのお子さんがいるうちにはお勧め。父ちゃんも一緒に楽しめます。