初めての運動会にいってきた

昨日は娘の運動会。母ちゃんは前日からお弁当の準備、僕の妹にじじばばも参加するので量も多いし張り切り具合もかなりのもの。子供が寝てから準備始める母ちゃん。僕の時もこんなだったのかなあなんて考えたりして。

早朝からの場所取りには特に参加せず、一番後ろのまさしく末席を汚すような場所にシートを敷いて始まるのを待っている。年少さんに割り当てられた席の場所は一番見づらいとこで、年長さんのが一番良さげなとこ。むむ。

そして、開会式。微笑ましいなあと思ってたらその後最初のプログラムは年長さんの組み立て体操。これがやばかった。かなりグッと来た。やばい。ああ、6歳になるとこんなこともできちゃうのか。三段だけとはいえピラミッド作ってるの見て目頭熱くなる。あれは結構きついよねー。いや、でも偉いな。ごめん、完全に運動会なめてた。みんなが必死になるのも良くわかる。カメラも「普通の人はミラーレスとかで気軽に撮れたらいいよね」とか言ってたけど、がっつり長玉の200mmとか一脚とか欲しくなって来た。やばい。

娘のお遊戯とか見てても、今までのイベントごとと同じといえば同じなんだけど、何種類ものやつを覚えてやってて、しかもすごく楽しそうだ。ああ、幼稚園入って半年でこんなにも大きくなったんだなあ、なんてことをまざまざと見せつけられる。日々一生懸命楽しんでやってるんだなとか、友達と楽しく過ごしてるんだなとかそういうことか垣間見えてあついものがこみ上げてくる。

定点観測みたいなものなんだな。毎日眺めていると少しずつの成長を重ねているけど、その重ねられた物の総量みたいなのは気がつきにくい。でもこうして改めてドンと提示されるとハッキリと違いが見て取れる。ああ、大きくなったんだなあと。しかも日常的に接してる母ちゃんと違って、毎日は断片しかみてない僕にとっては改めて子供の事をゆっくり考える機会になるんだなあなんて。

参観日、夕涼み、運動会、音楽界。そういうイベントごとを織り交ぜて楽しみながら子供の成長を眺めて行くんだなー。んー。楽しかった、運動会。

一番楽しいかったというか嬉しかったのはそういうお遊戯の時間じゃなくて、朝幼稚園についた時に友達が名前を呼んで駆け寄って来てくれた事とか、お昼休みが終わって集合してるときにクラスの子同士で楽しそうに話してたり遊んでたり、輪の中に入って行って手をつないだり、なんかそういう日常の一コマみたいのを見た時の事。人見知りで、行く度に泣いて、先生にはあんまりしゃべってるところをみた事がないとか言われる位でそれも想像つくんだけど、なんて事ない、本人はちゃんと楽しくやってるようだし、いつも名前が出てくるお友達とも楽しそうに遊んでる。

ああ、大きくなったんだなあとしんみり。

なんとなくね、センチな感じですよ。とりあえず来年は望遠レンズ買って朝から場所取りして望みたいと思いますよ、父ちゃん。いやー、おもろいな、運動会。