テレビのアナログ放送終了について

実家でテレビを買い換えて、引越しのところで自分でもテレビを買ったのでそういえば、くらいにしか影響のなかった地デジ化。裏側のいろいろはさておき、直前にテレビ買いに駆け込む人が多いのはなんともマヌケだなあと思うわけです。あれだけずっと言ってたのになあ、と。

でもまあひとつ意外だったのは土曜にやってたたかじんの委員会特別編で電話アンケートとったら、「TwitterFacebookなどのSNSについて」という質問の二択で「活用中」「興味がない、知らない」で後者が7割もあったという事。いやあ、ネットなんてそんなもんだと思うけど、でもおっちゃんとかおばちゃんが多いんだろうか。なんか意外だなー、と。やってないのが悪いという事ではなくてね。

テレビはやっぱりすごいなと思うけど、27時間テレビで岡村さんがいじめられてるようにしか見えないとか、高岡蒼甫が突然吠え出したのとか、フジテレビは地震の時に速報流してなかったとかW杯の表彰式は公平性に配慮して放送しなかったとか、なんだ全部フジテレビじゃねえかと思いつつもやっぱり面白くないのが増えて来たなと思ったりして、テレビが変わったのか自分が変わったのかわからないけど、それでも昔から「テレビばっかり見てたらアホになるで」と言われてたから変わったのは自分なんだろうかとおもうけれど、まあ、取り立てて面白いコンテンツを便利に提供してくれるものではないよなあというのがはっきりして来たように思うのです。

もちろん娘はまんまとプリキュアが好きだし(ほとんど放送見たことないくせに好きだから感心してしまう)、実は見てるのはほぼNHKだから受信料ちゃんと払ってるけどもとはとってるような気もする。でもまあ、地デジ化完了したからと言って、リアルタイムで視聴者アンケートとったりだとか視聴者数が出てくるとか、そういう事はないんだろうな。デジタルだからこんな事もできるとかいってみたりガス抜きみたいなアンケートをやって見たりするくらいだと思うけど。


スマートテレビが今後普及するという記事を見たけど、YouTubeがみられればそれていいというわけでもないし、テレビの環境という事だけで考えたら、テレビにAppleTV繋いでハックして機能拡張すればそれが1番便利だなあと思ってるのです。大きな画面でソファを置いてて、出かけてた時の写真や動画をサラッと見れる。人が来た時に前のあの時の、とか写真を引っ張ってこれたりするってのは今の自分にとっては思いのほか便利。ブラウザがもう少しいろいろ出来ればキーボードはiPhoneフリック入力できるからかなり便利だよなー、と。

バラエティだの歌番組だのはまあいいとして、スポーツもまともに放映しないとなるとなんだかなかなか大変ですね。録画してまで見たいテレビ、メデイアに焼いて残したり人に勧めたい番組なんてほとんど見当たらないものね。もう全部アーカイブして番組単位でオンデマンド配信すればいいのに。欲しい人はDVD買うだろうし、トレントやなんやで探す人も1番組100円とかであったらちゃんと見そうな気もするしね。問題は見たいと思う事があんまりなくなってしまった事だなあ。人気のものや話題のものは仕事もあるから見るようにしようと思ってはいるけれど。

テレビも、新聞も、雑誌なんかも、旧来のメデイアが楽しくなくなって来たのはネットのせいとかいう前に、何だか面白くなくなって来た事のほうが強いとおもう。とかいいながらもダラダラみちゃうし、でもまあくそもみそもいろいろあっていいと思うけどね。原理主義的に子供にテレビ見せないのもどうかと思うし、見るなと言ってもこっそり見るくらいじゃないとつまらないなあと思うしね。でもまあ、情報収集の手段としてではなく、AppleTVなりPS3なり、そういうものを経由して情報を得たりするための大きな窓としてテレビを使うことが現状ではおおいし、これからも多分そうなんだろうなと思います。結局は家族や友達というコンテンツが一番面白い。ほんとに。