で、結局親はどうしたらいいのかとか考えてもしかたない

これによれば、昭和50年には439人もの子どもが殺されています。それが78人まで減っているのです。これを「安全になった」といわずしてなんといいましょう。
ちなみに、子どもの交通事故による死亡件数も一貫して減り続けており、(平成22年中の交通死亡事故の特徴及び道路交通法違反取締状況によれば、15歳以下の交通事故死亡者数は昭和40年代2000人を超えていたが平成22年は111人まで減っている)
事故においても、犯罪においても、子どもの被害は減っているのです。

といわれると、少しほっとする。実際、子供が被害にあう犯罪は減ってきているし、凶悪犯罪とかも減ってきてる。昔はよかった、というのはあくまで報道がおもしろ半分の刺激を求めるようなものが増えただけのことで、そんなことでもないらしい。

今日は奥様と二人、少し話し合ってみた。僕らは、そんなシーンに何ができるんだろうかとか。でも、実際、そんなんわからんのですよ。スーパーに買い物に行っておかしコーナーで止まって待っている間に、野菜コーナーを回って買い物住ましてるとか、それこそトイレに一人で行くからと言ったりとか。きりがない。まあ、気をつけることはできるけど、あとはなんというか、タイミングもあるなあ。それでもやっぱり親は何かと責められるんだろうか。もうよくわからんのです。

マスコミがどれだけ不安を煽っても、子どもの被害が減っているという事実は動きません。
我々は子どもの安全について昔よりもずっと信頼できる社会にいるのです。

施錠するとか、知らない人についていっちゃだめだよとか、そういうことは気をつけていかなきゃいけないんだろうけど、考えても仕方ないんだろうな。ほんとに。