専業主婦VS働くママ、か

母親世代のほとんどが専業主婦で、均等法世代の先輩の後を追う私だけれど、「女性は家で家事育児に専念すべきだ」も「女性も社会に出て働くべきだ」も、どちらも正しいようで、どちらも極端な意見のように思える。「出産後の女性の就業継続が大切だ」たしかにそうだ。でも私は、どちらかと言えば「(主婦・夫と働きながら育児、などの間を)行ったり来たりが困難すぎることの方が問題だと思う。

とりあえず、このへんは政治とか行政とか、大企業だからとか産後休暇とれるくらいの会社だとかいろいろあるけれど、一回途切れたキャリアをもう一度つなぎ直すことが困難だとか、待機児童にしても何にしても、選択肢が狭いことが問題だよなあと僕は思う。

が、あれだ、子供二人育てながら家事やってる母親のマネージメント力とか現場力なめたらあかんと思うな。企業はそういうのをもっと前向きに考えたらいいんじゃなかろうか。30過ぎくらいで、家事と子育てと仕事をこなせるくらいの感じの人、責任感も強いし視野も広いし、新卒とか専門学校卒の若者よりよっぽど使えると思うんだけどね。どうなんだろうか。