ネットで見かけた気になる記事とか

instapaperで読んでたけど、後でなんとかしようと思ってた記事が増えてきたのでとりあえずまとめておこうと思う。

ハウツーとして少し具体化すると、キモになるのは、手数を増やすこと、自分から動くこと、そして反応を拾い、次のアクションに繋げていくこと。おそらく「来週の企画会議までにパワポの資料作って、企画が通ったら週末までに発注書を作って……」みたいなワークフローでは、ソーシャルメディアの激しい動きに合わせることは困難になるのだと思います。

たとえばこんなの。ソーシャルが大きな流れになってくると、スピードってこわいなあ。とりあえずやってみる、みたいな風土がないと難しいのかもしれないけれど、いや、どうだろうか。


そしてパチンコについて

ここで市場規模を参加人口で割ってみる。21,650,000,000,000 [円] / 17,200,000 [人] = 1,258,720 [円/人]。なんと126万円。日本人の平均年収の1/3以上だ。住宅ローンで借りられるMaxがだいたいこれくらい。しかも、これはあくまで平均値。そしてどうみても、パチンコ常習者の平均年収は日本人全体の平均年収を上回ることはない。彼らがより低学歴低年収であることは、その126万円をかけてもいい。

僕自身はパチンコやらないけれど、これってなんだか大変なことだな。もうそこら中にあるのとかいい加減どうにかしたら良いのに。でもまあ、亡くならないんだろうね、実際には。



あとは、電子書籍とかメディアについて。

だが杉原社長は「Webや電子書籍というのは、あくまで舞台やツールの変化にすぎない。出版社の勝ち負けを決めるのは、人。つまりは編集者です」と強調する。

今年はiPadが出て、ギャラクシータブだとかガラパゴスだとか、kindleアメリカではやたらと売れ出したとか、とりあえず何かが動き出した年。kindleは端末だけじゃなくてiPhone上でも見れるとかになってるので、勝てなくてもまけないみたいなところになるような気がするけれど。

新型iPadが出たら考えよう。電子書籍だけ、という話ではなく、メディアとの付き合い方みたいなことも。新聞をとらずに、それがiPadでどうなるかみたいなこともすこし考えたりしてみて。



あと、大きな組織のフットワークの重たい感じとか、日本だけのことかと思ってたら、アメリカの、しかもYahooでもあったらしい。

もしFlickrTwitterソーシャルグラフを活用しようとすれば、(最近までセキュリティの面から忌避されることも多かった)Twitterのログインシステムを採用せざるを得ず、そうするとYahooが独自に築いてきた会員管理システムが無意味になってしまうというのだ。

deliciousもサービス終了か、となってるし、flickrは有料サービスに申し込んでるけど、さて、どうなるんだろうか。


ということで、2010年はソーシャルメディアがよくも悪くも真ん中に出てきた。来年はさて、どうなるだろうか。

ソーシャルデバイドについて何度か書いてきたけど、その差異は要するにスマートフォンソーシャルメディアを使っているかどうか、に集約される。常に例外はあって、スマートフォン持ってるけどソーシャルやってない人もいれば、スマートフォン持ってないけどソーシャルメディアばりばりの人もいる。でも傾向としては、ソーシャル=スマートフォンなんだ。これはセットでいま世界を変えつつある。


いろんなことがまだまだこれからおこるだろうな。来年もインターネットは面白そうだ。