いよいよ明日引き渡し

そのくらいしか書く事がないのでとりあえずダラダラ書いてみる。

物件を初めて見に行ったのが8月末で、4ヶ月かかって明日いよいよ工事も終わって引き渡し。既に自分のものにはなっている(厳密にはなってないけど) のだけど、まあ工事中てことであれだったけど、ようやくリフォームも終了。今日用事があって奥様が家まで行ってきたけど、クリーニングも終わってキレイになってるという。ふむ。

ああ、なんかいろいろ感慨深いな。同時にとても重たいけれどね。慌てていろいろネットで買物したものが発送メールが届いたり、ネット開設工事の日程や家具の搬入時間の確認やの連絡があったりしていよいよ感も募ってくる。

図面の上で何度も見て、サイズ測ったりしてたものが一同に会してどかーんとほぼさらぴんの生活が始まるわけですよ。丸ごと新しいと、馴染みのアイテムがあると落ち着いたりするんだろうな。テレビに冷蔵庫、買ったのは一ヶ月半も前のことだものな。


思えばずいぶん長いこと思い描いてたものがあって、昔から家具とか好きだったし、学生の時は貯金はたいてダイニングセットを買ったこととか、なんかそんなことを思い出します。ソファがどんとあって、楢の無垢のダイニングテーブル。白熱灯のランプをぶら下げて音楽聴いたり友達呼んで酒を飲んだり。

なんだよいきりやがって、みたいな反応もまあよくわかるけれど、車とかバイクとかにさして興味もなく、スポーツもしないしゲームもするでもない、おい、お前何が好きなんだと言われると、好きなモノに囲まれて家でのんびりするのとかたまらなく好きなんですよ。

何回か書いてるけれど、いろんな事が暫定的な暮らしをしてると、モノを増やしたり減らしたりがとても大変で、そういうのが定められたというだけで僕にとってはとても意義のある事だなあと思います。ここでながらく暮らしていくのだ、と。


結局予算の都合でフルリフォームとか大規模なリノベーションにはいたらなかったけれど、でもまあ、物件にも恵まれてかなり理想に近い形にはなった様な気がするのです。あんな事とか何を何してとか、言い出すとキリがないし、まあなくもないけどきちんと自分が望む形にはなったなあと。新築の、全部揃って提案された誰か用のスタイルで生活するのではなく、ある程度自分たちの好みにカスタマイズできて、しかもフルカスタマイズとなると後でやっぱりこうじゃなかったなみたいな事で自責するのも面倒だし、ま、そんな感じで今のところとても満足です。

リフォームは特に書かなかったけれど、天満にあるシンプルハウスというリフォーム屋にお願いして、値段も良くしてもらったけれど、それ以前にすごく誠意を持って無理難題やおかしな要求にも付き合ってもらって、ほぼ毎週河内長野まで足を運んでもらったのもあって、結局のところ仕事は人だなあと考えたりとかして。不器用とか、少しずれてるとか、まあいろいろ言い出したらキリがない事はあるんだけど、結局のところ誠意とか真面目さとか、この人に仕事を頼みたいと思うかというのが大きくて、自分の仕事の事を省みるいい機会になりました。

いろんな人にたくさんお金を払って、モノやサービスや手間をもらったりしてるのだけど、いやはや、お金を払う立場になってみて改めて実体験として学ぶ事は本当に大きかったな。


明日、昼間に奥様が引き渡しで現地に行って最終調整して、僕は仕事して帰って最後の荷物のまとめ。そして明後日には引っ越して実家の掃除して、新しい家に荷物を運び込む。むむー。奥様はいったん帰って子供ともう一日実家に泊まり。僕は設定や配線や片付けをせこせこと。たぶんね、1人だけどうまい酒が飲めそうですよ。はは。


いよいよだなあ。不安とか怖いのとか、いろいろもちろんあるけれど。うん。