BRUTUS/ 写真はもっと楽しくなる。

いやあ、久しぶりにぐっときた。写真、またちゃんと撮りたい。
BRUTUS

デジタルで写真を撮ることになれてきて、しかも職業的に写真を扱うことがたまにあったりすると、「使う写真」「使わない写真」てのを考えるようになって、撮る時も緊張感なくとりあえずたくさん撮るようになるし、選ぶ時もちゃんとした写真を選んで残してみるようになって、いらないのはぱっと捨てちゃう。ストレージは有限だし、だいたい一回の外出で100枚とか撮っても見れる量なんて本当に限られたものだし。必然的にきれいな写真は残るのだけど、どうも楽しくない。昔はもっと写真楽しかったな、なんて。

写真のことをいろいろ考えるきっかけになったのは、これを読んでみて。

それは、勉強を怠ることだ。勉強とは何か?それは、仕事に直結しない知識を得るための作業だ。知識とは何か?アート作品の鑑賞、アーティストを知ること、そしてそれを楽しむと。または、デザイン理論を学んだり、スタイルを学んだりもできる。さらには、デザインの歴史も面白いし、デザインから離れて印刷などの雑学、建築やプロダクトデザイン、音楽、演劇、映画へと勉強心は発展する。

まがりなりにもデザインとか制作の仕事で飯を食って家族を養っていて、もちろんデザインはファインアートではないし広告を作っている以上かっこいいとかインパクトに残すとかも大事だけど、広告的であることも大事なわけで、そんなことを考えるようになってしまうけど、でもやっぱり、いろんなものを見てかっこいいものを作ったりしなきゃいかんなあって思うのです。

人とつき合うとかいろんな人と話をしたり仕事以外で人脈を広げたり、そういうのが最近明らかになくて、でもそういうのも大事だな、と思いつつもやっぱり子供や家族を優先してしまっているんだけれど。バランスも大事だけど、でもまあ家族も大事で。


ぜんぜん違う話のようでいて僕の中ではおなじで、まあ、写真とか、撮ることとか、家族とちゃんと向き合うことは大切。いろんな写真をまだまだたくさん見たいものな。自分も、写真ともっと向き合いたいのだ。本当に。

とりあえず、引っ越したらいろいろ考えよう。それから、というところに全て押し付けるのはいけないけれど、荷物も片付かないし引っ越しで必要なものを一通り揃えるまではいろんな算段もたてれないし。まあ、やりますよ。昔見たいに白黒をプリントするわけじゃないけれど、もういちど、写真。ステキな町並みでも心象風景みたいのでもなく、子供を撮ろうと思うだけなんだけれど。写真撮るの楽しいものな。本当に。